† 映画 作品紹介 † |
---|
ジャンル | キャスト | |
アクション SF ポリス |
アレックス・J・マーフィ/ロボコップ:ピーター・ウェラー ディック・ジョーンズ:ロニー・コックス リチャード・ジョーンズ:ロニー・コックス クラレンス・ボディッカー:カートウッド・スミス ロバート・モートン:ミゲル・ファラー オムニ社社長:ダニエル・オハーリー アン・ルイス:ナンシー・アレン |
|
脚本 | ||
エドワード・ニューマイヤー マイケル・マイナー |
||
監督 | ||
ポール・バーホーベン |
ス ト | リ | |
近未来のアメリカ、犯罪発生率が高いデトロイト。この街の市警は巨大企業オムニ社が運営していた。 オムニ社では6ヶ月後のデルタ・シティ建設を控え、犯罪撲滅のために、オムに社No.2リチャード・ ジョーンズ指揮による警備兵器ED209を開発していた。だが、オムニ社重役会のお披露目でED209は 予期せぬ誤作動を起こし、誤って人間を射殺。ED209の配備は却下される。代わりに、オムニ社 社員ロバート・モートンの指揮するロボコップ計画が採用される。 一方、デトロイト市警に転勤して来たばかりのマーフィは女性警官ルイスと組み、パトロールに 出動。彼は不運にも銀行強盗犯を追い詰めた矢先に、犯罪者達の手で銃殺されてしまう。モートンは 彼に目を付け、ロボコップ計画の被験体に彼を採用することを決める。オムニ社の手でマーフィは ロボットとして復活、犯罪者を取り締まるヒーローとしてデトロイトの犯罪者を圧倒的な力で 鎮圧し、一躍人気者になるが・・・。 |
† 映画 作品レビュー † |
---|
1 |
最初に主人公が滅茶苦茶にやられ、それを後半に挽回するというアメリカン・ヒーローものの
典型パターンだが、最初のやられ方が尋常じゃないほどヒドイ。こんなのを規制に五月蝿い
アメリカでNGが出ないのかと思ったら、案の定、アメリカでは成人指定とのこと。
他にも猛毒廃液を浴びせられた犯罪者が車にはねられて砕け散るなど仰天ものの残虐シーンが
あったりするのは監督ポール・バーホーベンのなせる技か。グロイのが苦手な人は要注意。
自分は気にしませんが。 ロボコップのデザインは、日本の特撮『宇宙刑事ギャバン』を模倣したらしい。確かに格好が 似ているが、話自体は全く別物。金属ボディで銃弾を弾き返し、正確無比な命中精度で 悪党を屠る。そんな無敵の快進撃を繰り広げるロボコップ。だが、ロボットに改造され、記憶を 抹消されたはずが、惨殺された瞬間の犯人達の顔や家族との思い出が脳裏にちらつき、 苦悩するという描写が単純なヒーローものと一線を画している。 CG技術が未熟な頃の作品のためか、ロボットの挙動がぎこちない。階段を下りられない 軍用ロボットなんて、実戦配備して役に立つんだろうか?他にも、欠陥だらけのような・・・。 「おまえはクビだ!」「どうも。」最後のオチの付け方も良い。 | |||
評価 | B | 執筆者 | カンガルー【04/07/31掲載】 |