バックカメラ TW-CC200BA (PANASONIC製)

皆さ〜ん、元気ですか〜〜〜〜!(スクワット中)
そんな訳で、夏の暑いさなか(8月上旬)、わがCHEROKEEにバックカメラを取り付けました。PanasonicのTW-CC200Bです。TW-CC150BやTW-CC160Bも安くていいのですが、暗いところに強いのはこれですよね〜!


「バックカメラで、上手に駐車できるようになるの?」

って聞かれたら、「NO!」と答えます。個人的な考えとしては、バックカメラというのは、ルームミラー・サイドミラーと同じく、ミラーのような役割に過ぎないと考えます。ミラーには映らない部分を映すための補助的なものでしかありません。

実際、スーパー等の駐車場で、左右に車が止まっているところに止める場合、左右の車にぶつかるかぶつからないかは、サイドミラーで確認しますし、自車のフロント部分がぶつかるかどうかは、フロントガラス越しに目視確認しますし、同じように車を停めようとしている他の車が接近しているかどうかも、やはり目視確認となります。

つまり、バックカメラだけで駐車できる訳ではなく、バックの最中にリアハッチの付近にかがんでいる子供や、背の低い障害物があるかどうかの確認が出来るだけのものでしかないということです。バックカメラだけで駐車しようとしたら、危なくて仕方がありません。

しかし、バックカメラを否定する気はありません。
前述のように、リアハッチの付近にかがんでいる子供などを確認できますし、自宅の駐車場などでは(外でもそうなんですけど)、バックの最中、家族を巻き込む事故は、確実に発生しております。

つまり、死角を少なくするためには、非常に有用なアイテムであるのです。

「バックカメラを、どこに取り付けよう?」

前述の通り、バックカメラの役割は「死角を少なくする」これに尽きます。
つまり、出来るだけ死角が少なくなるような場所にカメラを取り付けるべきなのです。

そう考えると、トラックなどのコンテナ部の後部の上に付いているバックカメラの位置というのは理にかなっております。一番後ろについていて、後方全体が、高さ・横という観点から、一番見渡せる場所に付いていると考えられます。

もちろん、乗用車についても同じ事が言えます。取り付ける場所で一番いいのは「死角が少なくなる」場所なのです。それと重要なのは、「映る範囲がルームミラーとかぶらない」です。車内にカメラを設置して、後方を映すというのもありなのですが、この場合、映る範囲がルームミラーと似通ってしまうケースが多くなります。カメラが広角なので画角は広いのですが、これではメリットが十分生かせません。

今回、チェロキーにカメラを取り付けるのに際し、位置に関しては本当に悩みました。
一番いいのは、リアハッチのブレーキランプ周辺なのはわかっております。が、しかし、車体のデザイン的から考えると、97年以降のチェロキー(XJ)は、リアハッチがノッペリしていてカメラが非常に目立ってしまうのです。どーもスマートではない。

次に考えたのは、リアハッチのナンバープレート周辺です。高さ的にもそこそこ。ですが、ここにも重大な欠点として、ナンバーが邪魔で、センターから左右にずらしてカメラを取り付けなければならない。という欠点があります。取り付けようと思えば何とかなるのでしょうけど、綺麗に取り付けることは困難・・・・。

そこで、最後の手段として、リアのバンパー下にひっそりと設置することになりました。
とりあえず、「死角を少なくする」という目的は果たすことが出来ます。ただ、欠点として「オフロード走行時など、あたってしまう可能性がある」「水たまりに沈む可能性もある」など、とにかく地面に近いことによるデメリットが多数浮上してきます。だけど、目立たないことこの上ない。

ん〜っ、ん〜〜〜〜〜〜っ。悩む!!!
・・・・・・・・ま、いっか♪

気にしないようにしよう。岩にヒットしても、浸水してもいいじゃないか!(;_;)
たかだが数万円じゃないか〜♪(;_;)


バックカメラの取り付け高さについて(その2)

カメラを、リアハッチ上部に付けた場合と、バンパー下に付けた場合の違いを確認するために、wmvムービーを用意いたしました〜!!MPEG4にしようと思ったんですが、こっちにしてしまいました(^^;

リアハッチ上部(246KB)
バンパー下(255KB)


バックカメラの夜の映りはどうなの?

やはり夜間の映りと言うのは気になると思います。TW-CC200BAでは、イルミネーション線に接続する事で感度を切り替えることが出来ます。これはかなり有用です。はっきしいって、これを繋がないと、夜はつらいというのが正直な感想です。その辺も含めてムービー第2弾!!!

夜間の映り(271KB)
・イルミネーション線ON/OFF切り替え(168KB)  ※作成中


TW-CC200BAの取り付けに関して

アース 車体の金属部にアース
ACC電源(DC12V) エンジンキーを抜いた時に電源が切れる箇所へ
イルミネーション電源 スモールランプと連動して、カメラの感度を切り替えます。
バックランプ信号 バックを検出します。
データ1出力リード
ON/OFF入力リード

PANA製のTVと接続し、手動では入力を切り替えたとき、自動では、シフトをバックに入れた時にカメラが映ります。

車体との接続はこんくらいです。取り付ける前は、結構めんどくせ〜。って思っていたのですが、やってみると楽でした。カメラのコードに分岐するための端子がちゃんと用意されていて、車体側に接続すると、ちゃんと分起用の端子があるので、そこにナビ類を繋ぐような形になりますので、差し込むだけで取り付けが出来るようになっております。

そんな訳で、カメラコントロールユニット部を、ナビのチューナーの真横に設置。上記の通り、電源を取ったら、ナビのチューナー部の『映像入力2』に接続します。


チェロキーへの取り付けに関して

おいらはカメラをバンパー下に取り付け、カメラコントロールユニットは、ナビのチューナーが置いてある後部座席下に入れました。配線はラゲッジルーム横のパネル内を通し、車外に出すところは、電動ドリルで穴を開けて出しました。穴を開ける際は、金属パネルが2重になっているところがほとんどなので、重なってないところを選んで開けました。

 

おいらと違って、リアハッチの上部に取り付ける際には、ラゲッジルーム横から、上に配線を這わせて、リアハッチのへの電線を通すゴムチューブ(?)辺りを利用して配線を隠すのがよろしいのではないでしょうか。

結び

今回、バックカメラを取り付けて、正直な感想としてバックカメラに過度の期待は禁物だということを感じました。やはり、駐車が上手になるためには、腕を磨くのが一番!その上で、補助的に、バックカメラが活躍してくれるということです。最近は、値段もこなれてきて、panasonic純正のCCDバックカメラのTW-CC150BAに関しては、実売価格は1万円台となっております。なかなか手ごろな価格じゃないでしょうか。この値段でしたら、安全のためにも、購入してはいかがではないかとお勧めできます。後方視界をよくするためにもどうですか?

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