チェロキーのミッションマウント交換(右側 ) 

チェロキー君のエンジンマウント。

9年も経つと、やはりヘタってきている様で、ミッションマウントと共に交換しようと思ったのが2005年の12月。非純正な部品を取り寄せてから「寒いから作業したくない」と言う理由で半年の月日が流れ・・・・。

半年経って、やっとこミッションマウントを交換し、次はエンジンマウントを交換する事になりました。長い道のりでした。(;_;

夏の日差しに照らされて、ビール片手に作業をしよう!

なんて思っていたのですが、甘いね〜。最近の灼熱の日差しを実感し、日が昇りきる前に作業をと思い、朝7時からスタートしたのですが、暑い暑い・・・・。

とりあえず、写真の1枚目がエンジンマウントの右側、そして2枚目がエンジンマウントの左側。

チェロキーのエンジンは、この2つのマウントにより支えられております。右側の方がスペースがあり、作業がしやすい環境になっているので手始めに右側から作業する事をお奨めいたします。




交換の仕方

まず始めにエンジン下部のオイルパン部分にフロアジャッキをします。ちなみに、普通のフロアジャッキの頭の部分は直径10cm位の○になっているのですが、おいらはそのまま支えたら、最終的にオイルパンが少し変形してしまいました。

作業の仕方が悪かったのか、それとも支える方法が悪かったのか?なんにせよ、面全体で支えられるような工夫をしてから支えた方が無難です。

したら、次にエンジンマウント本体と、エンジンを支えている部分のシャフトのナットを外します。 ※写真3枚目

ナットを外しただけではエンジンの支える力的には変わりませんので、この時点では大丈夫。


そして、エンジンの下に潜り込み、下から上を覗き込むと、エンジンマウントと車両本体を止めているナットが2つ見えます。※写真4枚目


かなり奥まった位置にあるので、エクステンションバーを短長2本使い、40cm位に伸ばしてナットを回しました。サビなどは無く、チカラ的には簡単に外れました。

その後、エンジン本体とエンジンマウントを繋げているシャフトを抜きます。この時、フロアジャッキでエンジン本体を支えてあげた方が加重が減り、シャフトが抜きやすくなると思います。ナットを外す時にシャフトも回転するので、固着はしていないものの
多少の力は必要でした。(完全に加重を抜けなかったのかも)


シャフトが外れると、完全にフロアジャッキでエンジンの片側を支える事になりますのでご注意を。

シャフトが外れると、エンジンマウントは簡単に外れます。

新しいエンジンマウントを載せ、シャフトを通そうとすると、マウントがヘタっていた所為か、1cmまではいかないだろうけど、5mm-1cmくらいエンジンが低い位置にあったので、ジャッキアップしてエンジンを上げる必要がありました。

この辺りの作業の仕方でフロアパンの変形に繋がるのかもしれません(^^;;

エンジンがいい高さになればシャフトは素手ですんなり通ります。自分でもびっくりするくらいスルスルと通りました。


んで、外したエンジンマウントの写真。※写真7枚目

見事にゴムが固そうな感じです。経年劣化でゴム自体が固くなっている事と、シャフトが通る位置も下がっていたので、クッション性能は落ちているはずです。










交換後(^^)v

今回は、暑さのため、片側だけで終了。エンジンマウント右側は、割と簡単に交換が出来るはずです。フロアパンの変形にだけ気をつければ・・・。そこまで変形したわけでもないので、あまり気にしないことにしました。

エンジンマウントとミッションマウントを、まとめて交換中なのですが、ここのところ、シフトの切り替え時に「ガコッ」とどこかがぶつかる音は無くなりました。そして、乗り心地もスムーズになった気もします。あくまでも”気がする”だけですが。


左側のマウントも交換する予定ではいますが、スペースが狭いので、外す際にはエアフィルター周辺を外す必要がありそうです。

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