■チェロキーのヘッドライトは暗い


おいらが、チェロキー君を買う前から、雑誌等で、「チェロキーのヘッドライトは暗い」と批評が多々あり、実際に乗ってみても、そのように感じました。

で、購入後すぐに、PIAA製の高効率バルブに交換しました。
H4 60/55W→110/100W相当
って、タイプです。それに変えて、そこそこ明るくはなったので、そのまま6年半ほど乗り続けました。で、2004年6月末にそのバルブも寿命を迎えました。（；＿；

で、純正のバルブを取っておいたので、とりあえず、それに戻したのですが、新たなるバルブを探そうと、高効率バルブやら、今話題のHIDなんかをネットで調べたわけです。

で、HIDで有名なBELLOFのサイトを調べたのですが、チェロキーXJの場合は、ライト裏のスペース不足のため、取り付け不可となっておりました。

ただ、 某誌では、ライト裏のボディに穴を開けて取り付けるという事もやっていたりしたのと、小型化された新モデルも、2004年初頭に発売されていたので、「どうなのかな〜」と考えつつ、他の部品を仕入れに、近所のカー用品屋に出掛けると、ちょうど、BELLOFのキャンペーンとして、デモカー&営業が来ていたので、捕まってみました。

で、営業の方に、「サイトでは取り付け不可になってたけど、新型のバルブだと、どうなの？」と、聞いてみました。

曰く、「輸入車だと、直ぐに、すべての車種の実証をして更新出来ないから、付けれる可能性もある。部品合わせ用のバルブもあるから、実際に試して下さい。」とのこと。

で、試してみると、多少、奥行きが足らずに当たるものの、穴を開けなければならないほどではなく、出っ張りを削ればOKって感じでした。
キャンペーン中とのことで、イロイロな特典&割引もあったので、ま、そこまで(他店と比べて)高くないだろうと注文してしまいました。（＾＾；；

■Spec Giallo H.I.D SYSTEM (スペック　ジアロ　HID　システム)

おいらの購入したのが、2004年発売のSpec Hiallo H.I.D SYSTEMと、HL4SSSバルブ（H4タイプのHI/LO切り替えBULB）です。カラーは実用性重視のActive White（4300K）です。

ちなみに、 ファッション性重視(かっこよさ）だと、Spark White（6300K）だそうなのですが、お値段が30,000円くらい高くなります。

このキットだと、従来機種より、イグナイタの小型化、H4 HI/LO切り替えバルブは、切り替えの駆動部品のショート&スリム化がされており、取り付けがし易くなっております。

■HIDの取り付け


基本的なHIDの配線としては、純正のハロゲンバルブの刺さっているH4型のコネクタに、HIDのON/OFF感知の意味合いとして、コネクタを挿します。そして、点灯する為の電源として、バッテリーから+とアースを取ります。それを、左右取り付ける感じです。

車両側コネクタ → コントロールユニット → インバーター → イグナイタ → バルブ

こんな感じです。これで、すんなりと取り付けが出来ればいいのですが、付けてびっくり！

・レバーをLO側にした状態ではイグニッションONで常時点灯
（ライトが点きっぱなし、HI側にすると消える）
・ヘッドランプ ディレイ モジュール作動時のHIDの不安定動作
（イグニッションOFFにしても30秒位点いているシステムの時ね）

という、チェロキー特有の問題点が出てきました。


物理的な問題点は（後期型の場合）、

・バルブ取り付け場所の奥を多少削る必要がある

5mm程度（適当)は奥行きが足りません。助手席側のほうが、奥行きが若干狭いようでもあります。
※ 部品合わせの際は、助手席側で確認しましょう。

など、簡単には取り付けが出来ません。自分でやる場合には、かなり覚悟を。また、取り付けをお願いする際には、このような問題を回避してくれるお店を探しましょう。

おいらの場合は、車体側は手を付けないで、HIDユニット側の取り付け方法により、イグニッションONで常時点灯については対策をして貰い、 ヘッドランプ ディレイ モジュールは使わないように心がける事にしました。常時点灯は、幾らなんでもねぇ・・・・。（＾＾；；

車体側をいじくれば、完璧になるような気もします。

それはさておき、結果がHID化したのが、右の写真です。明るさも、色の差も感じますね。

---注意---
※夜間のデジカメでの撮影では、設定にもよりますが、絶対的な光量不足の為、画像は自分の見た感じにレベル補正しております。ハロゲン・HIDの写真共です。ご了承下さい。ただ、実際に、この位の圧倒的な差は感じられます。