■取り外しから洗浄まで。
まずは、インヒビタースイッチを取り外します。車体の下に潜り込み、運転席の足元近くにある、写真の部品を探します。この部品は、
・本体を固定しているボルト1本
・シフトポジションを検知するシャフトを止めているナット1個
・タイラップ(結束バンド)×2本
・エンジンルーム内のコネクタ×1
で、止められています。これを外せば外れます。外すものが少ないから楽な感じに思えますが、一番大変なのがこの作業です。途中で何度やめようと思ったことか・・・・(^^;;
ちなみに、走行直後などマフラーなどが熱くなっている時は危険です。
冷めてから作業しましょう。
本体を止めているボルトは、小型のラチェットで、シャフトを止めているナットはスパナorモンキーレンチで外れます。タイラップは1個は爪があって外せるのですが、1個は爪がなく、ニッパで切りました。
タイラップを切る時には、両手が入る位置を探して作業した方が早いです。ここが1個目の難関です。
ここまできたら、エンジンルームの中のコネクタを外します。位置は写真を参照のこと。爪が1個ありますので、それを押さえれば外れます。ここは楽チン作業です。
で、その後、インヒビタースイッチと車体から伸びているシャフトを外すのですが、これが固着していたのかな?かなり硬くなっていて外れませんでした。引っ張るだけで外れるのですが、全然外れなかったので、いろいろやっていたら、折っちゃいました(;_;
※写真参照
外すときは、CRC556など、そんな感じのオイルを吹いた方が外しやすくなるかもです。後は本体を”両手”で掴んで根気で引っ張れば外れます。これが最後の難関です。
これが出来れば、インヒビタスイッチを外せます。
したら、本体のネジを6本外すと中が見れます。いやー、7年分の汚れは凄い!!
内部はスプレー式の「パーツクリーナー」で洗浄て、
古いグリスを洗い流して、中の接点は「シリコングリス」を塗りたくってフタをすればOK。グリスの量と、塗る場所は、洗い流したグリスを参考にすればいいんじゃないでしょうか。
外周の溝や、シャフトの稼動部分にも塗り捲ります。それで終了。
で、後は取り付けです。シャフトが抜けなかったこともあったので、そこにもグリスを塗っておきました。これで固着が無くなるといいけどな〜。(^^;;
で、後は元通りに取り付けをするだけ。外すのに比べたら、かなり楽な作業になります。悩むところは、本体の取り付け位置ですが、固定用のネジの部分に跡が残っているので、それにあわせて取り付けました。その関係で、外側は汚いままでもいいかも。
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・運転席足元下の、この位置の部品です。
・見難いけど、画像左端からコードが伸びている
・エンジンルーム内のこのコネクタです。
・無理やり外そうとしたら「ポキッ」と折りました。(;_;
・本体を分解するとこんなに汚れが〜〜!
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