02.07.20
今年の11月で5年目の車検になります。距離も51,185kmとなり、そろそろ各消耗部品の交換を考え始めました。ってな事で、第一弾として、ブレーキパッドの交換をすることにしました。どーせ、車検の時には換えようと思っていたので、ちょい早いけどいいやってな感じです。
さて、部品選びなんですけど、性能的にはいスペックなものを目指すというわけでもなかったんですが、なんとなく純正にするのが嫌だったので、とりあえずYAHOOオークションで探したところ、BENDIX製の商品番号MKD477というのが、お手ごろ価格で出品されていたのでさっそく入札。1万円弱位で手に入るかと思います。
落札して、連絡が来たのですが、「HP見たことあります!」と、メールに書いてありびっくり。業者の方だと思っていたのですが、なんと、JCMLのメンバーの方だったんです。しかも、もともと安かったものを、更に値引いた金額を提示して頂いちゃったので、ご好意に甘えてしまいました。その説は本当にありがとうございました。(^^
振り込みも済ませ、品物も届くと、もー、後は取り付けるだけ。取り付けにあたっては、
・ジャッキ
・タイヤを外すためのソケットレンチ(トルクレンチだと更に良い)
・ホイールクリーナー(文字通り、ホイールを綺麗にするもの)
・ディスク・ブレーキ・キャリパ(ブレーキ本体)を取り外すためのレンチ
・ブレーキダストクリーナー
・ブレーキグリス(パッドの鳴き防止用)
この位の工具を用意しました。
車体に付属の説明書に書いてあるジャッキアップポイントにジャッキをかませます。ジャッキは下が固い場所で、斜面ではない平地を選んでください。持ち上げる前に、タイヤを止めているナットを少しだけ緩めておきます。(これも説明書に書いてあるっす)それから「倒れませんように・・・」と祈りながら、おもむろにジャッキを上げます。
タイヤが持ち上がったら、ナットを外してタイヤを取り外します。そうしたら、ジャッキが外れたときの事を考え、タイヤはなるべく早く車体の下に置いておきましょう。そうすれば、ジャッキが外れても、タイヤのおかげで自分が潰される危険性が軽減されます。もちろん、タイヤを下に敷いたとしても、常にジャッキが外れても大丈夫なように作業を進めましょう。
タイヤが外れたら、ディスク・ブレーキ・キャリパという、いわゆるブレーキ本体を外します。これは本体の内側の上下、2箇所でボルトで固定されています。外した後、ブレーキホースで本体の加重を支えることの無いよう、針金等で支えておきましょう。
外す際には、ボルトを外してからディスク・ブレーキ・キャリパ本体の上側からずらしていきます。それから、下側がはまっている溝からパッドを外します。
したら、キャリパ・ピストンを押し戻します。上の2枚の写真をご覧ください。(笑)左が押し戻す前。右が押し戻した後となります。この際、ブレーキオイルも、タンクの方に戻っちゃいますので、多分あふれてしまうと思われます。エンジンルームを空けて、ブレーキオイルのタンクを見て、あふれそうだったら抜いておいてください。つーか、そのまま作業をしていれば、よっぽどオイルが少なくない限りはあふれる確立は高いです。
専用の押し戻し工具があったりなかったりするのですが、おいらは古いパッド(もう使わないやつ)を取り付けたまま、内側のパッドと外側のパッドで、テコの原理で押し戻しました。結構な力がいると思います。途中でやんなっちゃうかもしれませんが、一番広げた状態にしないと、新品のパッドを入れたときに、ディスクローターとの間に入らなくなりますのでがんばりましょう。ちなみに、ディスク・ブレーキ・キャリパを固定していた2本のボルトの入るところも、外に押し出せますので(写真で言うと、ゴムのブーツがあるところね)覚えておきましょう。多分、試験に出てきます。
キャリパ・ピストンの押し戻しに関しては、多分、女性だと厳しいかもしれませんので、10代〜35歳までの独身女性であれば、押し戻しに伺わせていただきます!!ただし、彼氏が居ない方のみとさせて頂きます。(半分マジ。あっ、嘘かも・・・。でもなぁ・・・。行っちゃおうかなぁ・・・・。)
パッド自体は簡単に外れると思います。外側のパッドは横にスライドさせて取ります。内側のは持ち上げるような感じで外してください。写真は交換前のパッドと新品のパッドです。結構、ピラピラになっちゃっててやばかったです(^^;
あとはもう、逆の手順で取り付けるだけ。取り付ける前に、ブレーキクリーナーでキャリパやローターを洗浄します。揮発性の高いスプレーなのですぐに乾いちゃいます。そして、パッドの裏側に、鳴き防止用のブレーキ・グリースを塗ってから取り付けます。パッドの取り付けはぜんぜん難しいことナッシング。あえて言えば、内側から取り付けること推奨です。外側のパッドを取り付けてからだと、幅が狭くなっちゃうので取り付けにくいっす。
グリース(オレンジの液体ね)が汚らしいのが、腕の無さを象徴しておりますが、パッドが新しいとこんな感じになります。交換前とはえらい違いや。後は、タイヤを取り付けて終了となります。
タイヤを取り付ける際も、付属の説明書をよく読んで取り付けましょう。決して走行中にタイヤが外れないように気をつけてください。それと、締め付けトルクもそんなに力いっぱい絞めなくてもいいので気をつけましょう。
タイヤもつけて、ジャッキをおろしたら、まずは必ず低速でブレーキの動作確認をしてください。ちゃんと効くことが確認できたら、徐々にスピードを上げて何度か踏んでみるのがよろしいかと思います。
手は汚れるけど、なんとか取り付け成功!!あとは地獄のテストドライブが待っているぜ〜!おとーちゃん、おかーちゃん、今までありがとう〜〜〜(涙)
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