プラグ&プラグコード交換編(WJ 4.0L)

01.02.10

JCML静岡支部の3人でプラグ交換オフミを開催しました。一人の方には場所、プラグの準備、手伝いと、いろいろ手を貸していただきました。当日交換したのは2台で、おいらのXJと、もう1台はメンバーの方の2000年モデルWJの直6 4.0Lエンジン(MX型)のです。なんと、納車されて3ヶ月と言うほぼ新品ですが、DENSOのイリジウムパワープラグへの交換です。

00年モデルWJの4.0L(MX型)用プラグ、
DINSOの「IK16#4」




ご存知のとおり、最近のJEEPシリーズのエンジンは、ディストリビューターレスのダイレクトイグニッションとなっており、プラグコードもなくなり、点火コイルが3つ配置されております。

00年式WJのMX型エンジン(先)とプラグコードの付いた97年式XJのMX型エンジン(後)。


プラグコードがなくなったことにより,大幅に作業が楽になったと思い、作業をはじめました。まずは、プラグの上にかぶさっているイグニッション部のカバー(?)っつうより本体を外します。それを止めている4本のボルトを外し、本体を上側に引き抜きます。



本体は外れたのですが、奥側のほうで、配線がつながっております。とりあえず配線を止めているタイラップ(バンド)を切断し,配線をフリーにします。配線自体はコネクタがあるから外れそうなんですが硬くて外れにくいです。タイラップを切った事により、プラグへのアクセスが可能になったのでそのまま作業をすることにしました。



早速プラグを外しにかかるのですが、これがひじょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに硬い。壊してもいいくらいに力をかけてようやく緩みます。緩んだ瞬間「ガキッ」と音がします。多分KONISHIKIくらいパワーのある機械か人が締め付けているんでしょうね。冗談抜きにそれ位の心構えが必要です。その為,それなりの工具が必要です。間違っても980円均一とかで買った工具でやろうとしてはいけません。あなた!そこのあなたのことです!!びしっ!!まじめな話、値段はともかく、力が入れられる大きめな工具がいいです。

あまりに硬いので、レンチを柄の長いものに交換しました。(てこの原理)


1番プラグから5番プラグまでは硬いだけで問題ないのですが<それ自体問題なのだが(笑)6番のプラグが問題です。ただでさえ力が必要なのに、下の画像のように斜めから力をかけなければなりません。当然力が入りにくいので二人掛りでやった結果、碍子を割ってしまいました。結局、エクステンションバーを外し、一人がエンジンの上に乗り二人で力をかけて外しました。



割れてしまったプラグ。割れた時はエンジンの中に破片が入らないように注意。コンプレッサーやエアーの入ったスプレーなんかがあればいいですね。あとはプラグをプラグレンチでねじ込み、外すのと逆の手順でイグニッションの本体を取り付けて完成〜。



交換した結果、オーナーの方曰く、「凄くいい。パワーがぜんぜん違う加速感を味わえた。みんなにお勧めです」とのことです。純正とはいえ、新品に近いプラグでもかなり違うようですね。さすがDENSOのイリジウムパワ〜。おいらも次回はそれにします!!!

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