サスペンションの取替え


「このチェロ、右に傾いてない?」
と、言う声をよく聞くようになりました。そう、チェロでは有名な”右下がり”なのです。ちなみに僕のは、かなりな事下がっています。走行距離が70,000kmを超えればサスがヘタってもおかしくないです。

で、右下がりを補正してくれるキットもあるのですが、サスのヘタリからきているものならば、根本的な解決をと思い、たまたま某オークションで見つけた「3000km使用、01年XJ LTD純正サスセット」なるものを落札しました。

で、JCMLのメンバーの方々に取り付けの相談をすると、皆で取り付けをしてくれると言う話になり、某日、作業をする事になりました。

部品として必要なのは、
・リーフ
・ブッシュ(ウレタン)
・シャックル
があればいいでしょう。ブッシュは純正はゴムなのですが、3-4tのプレスでリーフに入れなければならないらしく、ここは簡単に入るウレタンブッシュを使用した方がいいと思います。シャックルはヘタるようなものではありませんが、古いゴムのブッシュを抜いて使用しなければならないので、一緒に交換したほうが良さそうです。(今回はそのまま使用)


まずは、ブッシュのはめ込み。グリスをた〜っぷり塗らないと、「キコキコ」音が鳴るそうなので、めっちゃ塗ります。あとは、プラスチックハンマーでコンコン叩くだけ。すんなり入ります。

拡大するとこんな感じ。

したら、タイヤのボルトを軽く緩めた後、ジャッキアップして、馬を掛けて持ち上げます。そしてタイヤを外します。アクスルをジャッキで支えたままにして重さを軽減させます。

70,000km使って汚れたリーフ。お疲れ様でした〜!

スプリング・ブラケットを外すため、U字ボルトを抜きます。

スプリングブラケットが外れました〜。

今度は、ショックを外します。下側だけ外せば十分。

リーフスプリングの前後のボルトを外してスプリングを取り外します。後ろ側はシャックルごと取り外した方がいいです。このボルトがメッチャ硬いので頑張ってください。

外したリーフを比べてみたのですが、ヘタったとは言え、SPORTS純正のアップカントリーサスのほうが高さがあります。右のはこれから付ける、LTD用のリーフです。
ちなみにシャックルのボルトを外すのが一番大変でした。1人でやるのはきついかも。1人でやるなら、新品のシャックルに取り替えた方が無難です。


で、あとは逆の手順で新品のスプリングを組み込みます。

こっちはリア側。シャックルの部分のボルトを取り付けているところです。

スプリングブラケットを取り付けたところです。取り付けてしばらくすると緩んできますので、後で増し締めをした方がいいです。

これでリアは終了。タイヤを付けて、降ろします。次はフロント側。リアと同じく、タイヤのボルトを軽く緩めた後、ジャッキアップをして馬を掛けます。

タイヤを外した後、スタビライザーとリンクを外します。

ショックの下側を外します。

ショックとスプリングの間の辺に、スプリングの抜け落ち防止の為のストッパー(スプリング・リテーナ)があるので外します。あと、ブレーキホースもフリーにしておいた方がいいでしょう。
準備が出来たら、スプリングを抜きます。抜くときもはめる時にも、純正の長さのスプリングであれば、スプリングを縮めなくても抜き差し出来ます。(1人だと辛いかも)

外したスプリング。SPORTSとLTDで長さは同じですが、SPORTSが少し太くて、LTDのが少しだけ巻きが長いです。


あとは組み込んで元に戻して終了。

完成した結果、これで右下がりが補正されたかと言うと、改善はされたけど、ピッチリ直るということはありませんでした。やっぱり補正キットを入れるのが確実でしょう。(涙)

SPORTSのアップカントリーサスからLTDのサスに交換したということで、高さも下がるかと思ったら高さも同じ。(SPORTSのがヘタっているというのもあるけど)

乗り味はさすが新品同様からなのか、柔らかめのLTD用だからなのかはわかりませんが、いい感じの乗り味です。高くしたかったわけではなかったので、ヘタりが無くなって、また長く乗れると思うと満足な結果で終わりました。

最後に、作業に協力して下さった皆様、有難うございました。




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