カーセキュリティの部屋

安全をお金で買う時代!!!

って,、一度、言ってみたかったんだよな〜。なんか、かっこいいじゃん??(^^;;
カーセキュリティを付けたきっかけ

2003年3月に、某スキー場で車上荒らしにあって思ったのは、「車って、簡単に開けられるんだな。」と言うことが一番印象的でした。盗られたモノは、幸い何も無かったのですが、ショックは大きく、カーセキュリティーをつけることを決心しました。
チェロキー君、車上荒らしにあう

安価に収まる簡易取り付け方も考えはしたのですが、やはり、二度とこのような思いはしたくない(&車もそう思うだろう)と言うことで、本格的なカーセキュリティを購入しました。値は張りましたが、付けて良かったと思っております。


動画で見よう、カーセキュリティーシステムの作動

※急にサイレンの音でうるさくなるので、ボリュームにご注意下さい

防犯上、細かい機能面については公表出来ないため、基本的な機能のムービーになります。ボリュームにはご注意下さい。(^^;

施錠(セキュON)→ショックセンサーによる警告音→開錠(セキュOFF)

ショックセンサーは、車種により、ショックを拾い易い車と、そうでない車とあります。センサーの取り付け場所によっても感度は異なります。また、取り付けた車の部位によって、反応し易い場所と、そうでない場所が出てきますので、それをなるべく平均化するのも経験が必要だと思います。システムの調整で、ヘタに感度を上げてしまうと、爆音車の通過だけで警告音を発したりと、簡単にいくものではありません。


ドア開放(ドアトリガーの作動)によるサイレンの発砲

カーセキュリティー作動中にドアを開放した場合は、いきなりサイレンが鳴り響きます。「カーセキュリティー作動中=施錠」が成り立っている為、当然の事です。ムービー内では、(細工をしてあるので)普通にドアを開けていますが、

ドアを開けられる状態になる前に、警告→発砲と、ほぼ間違えなくサイレンが鳴ります


ムービー撮影の為に、10秒くらいは鳴らしてからサイレンを止めようと思っていたのですが、音のあまりの大きさに、実際2-3秒で止めてしまいました。(^^;;それくらいうるさいです。「鳴らしちゃってゴメンなさい・・・。」って感じです。効果抜群。

もちろん、そのままエンジンをかけようとしても、イモビライザー機能により、エンジンはかかりません

プロの窃盗団

カーセキュリティーを取り付けてくれたお店情報なのですが、そこのお店でカーセキュリティを取り付けたお客さんのクルマも数台狙われたそうです。ドアを開けて、ボンネットを開けて、サイレンを止めようと思ったのですが、止められなくてそのまま逃げた為、車は無傷だったそうです。

驚くべき点として、

・大音量の警報が鳴り響いても、「やばい!」とか思って、すぐに逃げたりしない。
・イロイロ手を出してきても、車は無傷な技術。

そーんな人達が居るんだもん。なにも対策をしないのは、ヤバイでしょ。更に、場数を踏んでいるだけに、鳴られるのにも慣れているという感があります。

簡易設置タイプのカーセキュリティですと、 鳴らなくてもいいような時に鳴ってしまうパターンも多々あり、その為か、警告音も控えめな物が多かったりします。音が控えめって事は、周りも気が付かない、犯人も驚かない、逃げないという事になります。やはり、本格的なカーセキュリティの導入がお勧めです。


狙われにくい車をつくる

車上荒らしや車両の窃盗に合わない様にする為には、とにかく盗るのが大変と思わせる事に尽きます。駐車する場所やそういうのは置いて、カーセキュリティーに関してだけ言えば、解除するのが大変だろうと思われるカーセキュリティーが付いていると思わせるのが大切です。ここでポイントなのは、

・カーセキュリティーが付いている
・しかも、解除するのが大変そう

まずは、カーセキュリティーが付いている事を積極的にアピールする事が大切です。
LEDを取り付けたり、窓ガラスにカーセキュリティー関連のステッカーを貼る事により、
犯人に、カーセキュリティーの存在を気が付いてもらうのです。


・LEDによる警告


どんなに強固なカーセキュリティーが付いていたとしても、犯人がそれに気が付かずに、いきなり石で窓ガラスを割ってしまえば、それだけで被害になるし、「カーセキュリティーが付いているみたいだけど、簡単のなら解除出来るからやってみるか」なんて思われないようにするのが大切なのです。

メーカー純正イモビライザーについて

ランクル100の盗難が一時話題になり、マイナーチェンジを機にイモビライザーが装着されるなどの対策が練られました。それ以降は、イモビ無しの年式のランクル100が集中的に狙われるようになりましたが、だんだんと純正のイモビの解除の仕方が研究されて、イモビ付きのランクルも狙われるようになりました。

純正のカーセキュリティーやイモビライザーの弱点として、

・同じ車両であれば、取り付け方や、どのような行為をすればサイレンが鳴るなどが決まっているので、解除の対策がし易い。
・ライン装着の為、コネクターなどで簡単取り付け!って感じのものが多い。

もちろん、無いよりは在った方がいいです。単純に車上荒らしであれば、純正でもイモビライザーやカーセキュリティーが付いている車と、付いていない車と、どちらが狙われ易いかと言えば、当然の事ながら、付いていない車です。

しかし、ランクル100や、GT-R、インプレッサ・ランエボなどの人気車の場合、主に車両の盗難が目的なので、付いていても研究されて狙われます。そういった場合に効果的なのは、後付けのイモビライザーになるのです。後付けならば、

・どのメーカーのどの機種が付いているのかわからない。
・オプションや取り付け方もそれぞれなので、車に対してどのようにした場合に警報が鳴るかが判断しにくい
・同じく、どのようにしたら解除出来るのかは、個々の車両によって違ってくる。


など、手も出し辛く、解除までに時間がかかるので、狙われにくくなります。


取り付けはどうしよう??

カーセキュリティーの取り付けに関して、最初は自分でやってみようと思っていたのですが、無理だと判断して、辞めました(^^;;

で、お願いしたのは、カーセキュリティー関係の雑誌に載っていた、山梨県の某プロショップです。行くまでは敷居が高いと思っていたプロショップですが、お値段も工賃込みで10万円を切る位の価格からの設定になっております。もちろん、上を見ると、きりがありませんけど(^^;; 
本体価格を除き、取り付け工賃だけを考えると、カー用品量販店よりは高いかもしれませんが、それだけの技術と経験を持っているお店が多い事は確かです。安心を買うのですから、信頼できるお店を選ぶ事は必要なことだと実感しました。

カー用品量販店の場合、全てのカー用品を扱うのが基本ですので、その経営者の考え方により、経験を持ったカーセキュリティーの取り付け担当者を雇う、雇わないなどでカーセキュリティーに関する販売知識、取り付け技術が異なっております。いいお店も確かにあります。大切なのはそれを見つける事なのです。

おいらの場合、訪れたお店で、「これこれ、こうしたい」って事を伝えたところ、取り付け担当の方に細かく説明をして頂きました。直接話をしたこともあり、カーセキュリティーに何を求めているかの好みを理解した上で、機種・オプションを薦めて頂き、取り付けもして頂けました。販売員と取り付け担当者が違う場合はそうはいきません。

もちろん各センサー類の調整もバッチリで、雨風や隣の車の影響を受けない程度の感度に調整して頂けたようで、不要な時にサイレンが鳴るという不安は、個人的にはありません。

ちなみに、絶対に頼むまいと思ったお店は、カーセキュリティーは簡易取り付けタイプしか置いていなかったりとか、他のお店では、VIPER(米DEI社製)を見ていたところ、「お車はなんですか?」と聞かれ、チェロキーだと答えると、「チェロキーみたいな外車は相性がありまして・・・。」と言われました。もち、速攻帰りました。

鳴らなくていいところでサイレンが鳴る事はあるの?

おいらは自他共に認めるほどに心配性です。やっぱり取り付ける前は誤作動や、周りの環境によってサイレンが鳴るのが気になりました。付けたら気になって眠れないんじゃないか・・・。と思うほどに。

で、結果としては、今のところは鳴っておりません。鳴りそうな気配もありません。しかし、このページの動画のように、鳴るべき時には鳴ってくれます。えらいえらい。

しかし、例えばショックセンサーについてですが、立体駐車場で、ガタンガタン動かされたり、花火大会のように、通常じゃありえないほどに、えらいこと音が響くような時には反応しちゃうんじゃないかと思います。そういう時には、ショックセンサーだけをOFFにしたりということが大切でしょう。

<花火大会には行く相手が居ないけど・・・・。(;_;)

あと、ゾーンセンサーなんかは、普段、狭い駐車場に止めている場合は、ゾーンセンサーのみをOFFにしておいて、釣りなどで川辺や湖畔など、開けたところに止める際のみONにするなど、使う側の操作が必要なケースもあります。

おいらの場合、しっかり取り付けて、各センサーの感度調整もバッチリして貰ってあるおかげで、不用意にサイレンが鳴ることは無いんじゃないかと安心して使っています。


☆☆ここからが肝心☆☆

ただし、これは技術があるお店で取り付けをして貰ったからです。カーセキュリティーを取り付けてから、他の車が気になっているのですが、不用意に警報が鳴っているクルマをよく見かけます。50m位離れたところで工事をしているとか、本当に風が吹いて鳴っているんじゃないかという車もあります。そういうクルマの場合、鳴っても迷惑にならないくらいの音量に設定されている(もしくは商品自体がそんな)ケースが多かったりします。

鳴っても迷惑にならない=車上荒らしも逃げない

当たり前の話です。こないだも、会社の駐車場で他の車が工事に反応して警報が鳴っていましたが、僕以外は「何かなっているな〜。何の音だろう〜。(まぁいいや)」って感じで気にも留めていませんでした。僕も気にしたというより、「お!誤作動してるしてる。」って感じで見に行っただけで、なーんの心配もしていません。簡易取り付けタイプのセキュリティなんて、「ピヨピヨピヨ」って、かわいい音です。そんなカーセキュリティなんて何の意味も成しません。


カーセキュリティについて思う事

車上荒らしにあってみて、このご時世、何らかの対策は必要だとは思いました。特に、スキー・スノボ・釣り・サーフィンなど、貴重品を置きっぱなしで出かける事があるようなシチュエーションが考える場合は尚更です。自分は気を付けて、貴重品を車内に放置しないようしていたとしても、スキー場の駐車場のように、周りの車が貴重品を車内に放置している以上は、自分の車も同様だと狙われてしまいます。

今回は、カーセキュリティーをちゃんと付けてみたのですが、付けている車が少ないだけに、その効果は大きいと思います。自分だったら、数台の車が並んでいたら、カーセキュリティーが付いていない車を狙うだろうから。
逆に、標準装備でカーセキュリティーがつく時代になったら、付いていない車は格好のターゲットになってしまいます。付いていない方はお勧めします。(^^;

しかし、100%の確率で手を出されないという事はありえません。あからさまに貴重品が置いてあったり、窃盗団に狙われやすい車種であったりと、狙われる条件が揃えばカーセキュリティーを付けていても手を出される事もあります(その為のサイレンですけど)。あくまでも、「狙われにくくなる」程度に考えるのが宜しいかと思います。

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