気 功


はじめに。
 気功の歴史は何千年とも言われます。それを、たかだか4〜5年体験した私が、述べるということは非常におこがましいことであるとは思います。ただ、私の体験した気功が、何かしらの形でみなさんの健康の役にたてるかもしれないと思いまして、載せることにしました。
 もし、本格的に気功を行いたい方は独学では、絶対にやらないことです。必ず、良き指導者のもとでやるべきです。というのは、気功には、やってはならないことや、副作用等があるからです。
 気功はよく超能力的な面が浮き彫りにされたり、人にたいして治療が可能などと言われていますが、やる方は、まず、自分自身が健康であるため、または健康になりたいために気功をやるのだと認識して欲しいと思います。そして、気功の素晴らしいところは、からだはもちろん、こころも健康にしてくれるものなのです。
気との出合い
「気は挑戦する」別冊宝島103  1989年12月 9日 発行
 気との出合いになった本です。仕事の昼休みにすぐ近くの本屋で見つけました。
少しはSFっぽいものは好きだったのですが、気というものの知識はまったくなく、なにげなしに目にとまり、なんだかわからないけど、面白そうだぐらいの気持ちで買って帰りました。
 後から、いろいろわかったのですが、この本は、気に関わっている日本の著名人がほとんど集まっていました。中には。科学者もいて、科学的に気を分析していたりしますし、ツボの分野からの話など、あらゆる方面から、気をみているおもしろい本です。
そして、初心者に対する気の実践方法も多く説明されています。また、ヨガの話もあります。
はじめての体験
その夜、その本の中にある 気を感じるためのテクニック というページがあってちょっとやってみることにしました。胸の前で両手を向かい合わせ、ゆっくり遠ざけたり近づけたりする。しばらく、やっていると両手の間に風船のような弾力性のあるものが、感じられるではありませんか!そのときは自分の頭がおかしくなってしまったんじゃないかと思いました。そして、何回やっても同じ感触があるのです。手と手の間には、白いぼやーとしたものまで見え始めたのです。そのときは、これが気なのかなんて思う余裕もなく、ただ、これはなんだろうという驚きしかありませんでした。その日はもうとりつかれたように、夜中まで同じ事をやって感触を楽しんでいました。そして、その日から家に帰ると夜中まで毎日、同じ事をやり続けたのです。
 1週間ほどすると、気の感覚はかなり強まり、すぐに気をだせるようになっていました。ただ、からだが妙にだるく、力がはいらなくなったのです。後から知ったのですが、気を一番だせるのはリラックスした状態で、やたら出ろ出ろと力をいれると逆効果なのです。手のオーラも見えるようになり、妻の手を見たときは右と左の手の色が違うので、驚きましたが、妻も同じ色を言ったので確信できたのです。
 それから、数ヶ月間、本屋に行き気と関わりあるものは手当たり次第読みあさりました。そして、どこかに教室がないものか探しはじめたのです。
教室を探して
それからというもの、電話帳や広告などを手当たり次第にみて、教室を探しはじめました。気と関係あるかもしれないと思うところはとにかく、行ってみました。ヨガ教室、太極拳、合気道。どれも非常に興味深いものばかりでした。ヨガは気功にかなり近い考えかたをもっていましたし、太極拳はやはり、本場、中国だけあって気と密接な関係をもっていました。特に、師範の動きはまさに、自然と同一化した美しいともいえる動きで感動したものです。太極拳をある程度やると、気の流れもわかるそうです。そして、合気道もまた驚きました。よくテレビで人がいともたやすく投げ飛ばされるのを見ていて、本当だろうか?と思っていたのですが、目の前でみて、あ然としました。見ていて、気(自然)の流れと関係しているのだなと感じました。合気道の開祖、植芝 盛平師範は、気の達人とも言われています。
孫先生との出合い
 1ヶ月ほどたった頃でしょうか。市の広報に気功教室という文字が目に止まったのは。
申し込む前からもうワクワクしていました。そして、最初の受講日。20人ぐらい集まっていて、最初に気功とはどんなものかという説明から入りました。教えていただくのは孫先生といって、中国の方で、研究のため、三島の国立遺伝学研究所にきていた科学者なのですが、中国では未だに一子相伝があるらしく、祖父に武術や気功を教わったそうです。子どものころから、毎日午前3時になると、祖父にひきづられ木の上から逆さ吊りにされて修行をしたそうです。先生は、からだががっちりした見るからに実直な方で話もひとつひとつ丁寧でした。
実技にはいり、まず精神統一です。あぐらをかき、手の平を上にしてをひざの上におき、目をつむっておでこのあたりを少し意識します。そして、一番大事なことが、呼吸です。鼻から息を細く長くすって、吐くときはそれ以上にゆっくりと行います。動作自体については、またほかのところで詳しく話したいと思います。まず、不思議だったのが、私たちは目をつむり手の平を孫先生の方に向けます。そして、孫先生が前で私たちの方向に手の平を向けて気を送るのです。そうすると、手の平を気が通過していくのが、わかるのです。目をつむっていますから暗示とかではありません。感じてから、そっと目をあけてみると、こちらの方向に手をむけているのです。気の感じとして、かなりしっかりとした弾力感で、押されてるという感じがあります。
つづきはいつかわかりませ〜ん。