黄札の覚え方
| 上の句 | 下の句 | 覚え方 |
| はるすぎて なつきにけらし しろらへの |
ころもほすてふ あまのかぐやま |
衣干すのは 春過ぎてから |
| あまのはら ふりさけみれば かすがなる |
みかさのやまに いでしつきかも |
三笠の山は 天の原にある (本当は奈良にある) |
| これやこの ゆくもかへるも わかれては |
しるもしらぬも あふさかのせき |
これが大阪の関 |
| すみのえの きしによるなみ よるさへや |
ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ |
夢を見ながら すーすー眠る |
| やまがはに かぜのかけたる しがらみは |
ながれもあへぬ もみぢなりけり |
山川 流れる |
| ひさかたの ひかりのどけき はるのひに |
しづごころなく はなのちるらむ |
ひさし しつこい |
| しらつゆに かぜのふきしく あきののは |
つらぬきとめぬ たまぞちりける |
つら→しら(「つ」と「し」はよく似ています) |
| あさぢふの おののしのはら しのぶれど |
あまりてなどか ひとのこひしき |
朝十個まんじゅうあまり困った |
| ゆらのとを わたるふなびと かぢをたえ |
ゆくへもしらぬ こひのみちかな |
ゆらゆら 字札の右上にも「ゆら」と並んでいます |
| やへむぐら しげれるやどの さびしきに |
ひとこそみえね あきはきにけり |
やえちゃんは ミーハー 字札の右下に「みは」と並んでいます |
| たきのおとは たえてひさしく なりぬねど |
なこそながれて なほきこえけれ |
なこその滝(京都・大覚寺にある滝) |
| おほえやま いくののみちの とほければ |
まだふみもみず あまのはしだて |
また 応援(おおえん)練習 |
| あはじしま かよふちどりの なくこゑに |
いくよねざめぬ すまのせきもり |
淡路島に行くよ |
| あきかぜに たなびくくもの たえまより |
もれいづるつきの かげのさやけさ |
秋風 もれる |
| ほととぎす なきつるかたを ながむれば |
ただありあけの つきぞのこれる |
ほととぎすは ただ |
| むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに |
きりたちのぼる あきのゆふぐれ |
霧(きり)は「む」と読む |
| みよしのの やまのあきかぜ さよふけて |
ふるさとさむく ころもうつなり |
見よ ふるさと |
| はなさそふ あらしのにはの ゆきならで |
ふりゆくものは わがみなりけり |
ふりゆくものは 花さ |
| よもすがら ものおもふころは あけやらで |
ねやのひまさへ つれなかりけり |
用もねえや |
| たまのをよ たえなばたえね ながらへば |
しのぶることの よわりもぞする |
タマの目 字札に「のの」と並ぶのが猫の目のよう |