(C)two-way/行事/5年/運動会/練習を呼びかける言葉
静岡県三島市立錦田小学校 渡辺憲治
子どもたちに考えさせながら練習の大切さを教える
9月は運動会の季節です。
学年ごとの団体競技はクラスをまとめる絶好のチャンスです。
暑さと忙しさの中で、なかなか練習を始めない子どもたちに考えさせます。
板書 け○か
発問 ○にはどんな文字が入るでしょうか?
けんか けいか けっか
この3つはだいたい考えつくようです。クイズ形式で楽しくできます。
板書 「け○か」より「け○か」
発問 運動会に向けての言葉です。○にはどんな文字が入るでしょうか?
「けんか」より「けっか」 3人
「けっか」より「けんか」 0人
「けいか」より「けっか」 15人
「けっか」より「けいか」 18人
「けんか」より「けいか」 4人
どれが正しいのか、子どもたちは真剣に考えます。(数字は現在のクラスの答えです。)
板書 「けっか」より「けいか」→「結果」より「経過」
説明 どんなに1位を取れても、練習をしていなければ何の価値もありません。
練習の経過の中でいろいろなことを学んで、もちろん辛いことも乗り越えてこそ、価値があるのです。
例えビリでも構いません。途中の経過を大事にして下さい。
黒板の片隅に「け○か」より「け○か」と書き、いつでも目に留まるようにします。
2〜3日して、「経過は積み重なっていますか?」と問いかけて上げます。
運動会だけでなく、いろいろな行事の時に思い出させます。
もちろん、1位を取れなくても、がんばった経過があれば大いに誉めて上げます。