(C)two-way/行事/5年/自然教室/みんなで考えよう 蜘蛛の巣
静岡県三島市立錦田小学校 渡辺憲治
ちょっと高度なイニシアティブゲーム グループのまとまりがわかる
イニシアティブゲーム(プロジェクトアドベンチャー)の1つです。
お互いのアイデアを尊重し合ったり、身体接触があったりして、グループのまとまりの良さがよく分かると共に、まとまりを深めることができる活動です。
準備 2本の立木の間に30〜200cm程度の高さの範囲で蜘蛛の巣を作る。(写真参照)
ひもはビニルテープでもゴムひもでも構わない。
通り抜ける穴の数は「人数+3」程度にしておく。
簡単に通り抜けられる穴を2つは確保しておく。
説明 さあ目の前にあるのは毒蜘蛛の巣です。
この蜘蛛の巣に触れないで、全員が向こう側に抜けなければなりません。
ただし、1つの穴は1人しか通れません。通過した穴は閉じてしまいます。
穴を通過した人はこちら側には戻って来られません。
1人でも蜘蛛の巣に触れたら、全員が最初からやり直しです。
ルール1 決められた時間の中で最高何人が抜けられるか。
ルール2 全員が抜けるのに何分かかるか。
与えられた時間によって選ぶと良いです。
また、ロープに触れたかどうかの判定を厳密にするかどうかで、難易度はかなり変わります。
子ども達の実態やゲームの目的に合わせて指導者が判断します。
初めはヒントを与えず見守る方がいいです。
通る順番、体型、周りの補助の仕方など、必要に応じてアドバイスが必要です。
振り返り 1人1人に感想を聞く。
指導者からの一言を話す。
イニシアティブゲームの中でも、若干高度なゲームです。
ある程度心がうち解けている仲間やルールを遵守しようという集団になってからやると効果的です。
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