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ネイチャーゲーム 人間の罪


静岡県三島市立錦田小学校 渡辺憲治

何気ない自然破壊に気づかせる簡単ゲーム



自然に対する「人間の罪」は自然破壊です。
言葉で言えば簡単ですが、それを身近な問題として捉えさせるのは難しいものです。
オリエンテーリングやウォークラリーのチェックポイントの問題としてつかってみると、遊び感覚で人間の自然破壊に気が付きます。

 チェックポイントに次のように書いた画用紙を置いておく。
  
『自然界にはない物を3つ(なるべくたくさん)見つけてくる。ゴールまで持ってきて下さい。』

大自然の中で自然界にない物を探すというのは難しいものです。
しかし、ゲームの課題なので必死になって探してきます。
いつも意識していない草むらや側溝の中などを探すと結構見つかります。

 ゴール地点で、子どもたちが持ってきたものをシートの上に並べていきます。  

それらを見つめた子どもたちからはこんな声が挙がります。
「な〜んだ、ただのゴミ拾いだったのか。」
そうなんです。自然の中にある自然界にない物というのは、人間が人工的に作り、捨てていったゴミばかりです。
これだけで、自分たち人間がいかに自然を破壊しているかに気が付きます。

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