静岡県(静岡市立安東中学校/氏名戸塚健太郎
簡単で楽しく
(音の強弱の勉強やノヴェンバースッテプスの図形譜の勉強などにぴったり)
以下の板書をする。
これはなんでしょう?
生徒:山、落書き、わからない
実はこれは楽譜です。
今から、拍手をしてもらいます
先生が棒をもって左から右に移動させます
棒でさしたところの赤い線が黒い線より遠くなったら大きな拍手、近くなったら
小さな拍手をしてください。
今のうまくできた?平らなところは同じ大きさだよ。
今度は左から右にいってみよう
その後変化の繰り返し 棒に色々なことをさせる。
@今度はスピードアップ
Aいきなりユーターン
B絶頂のところで止める。
じゃあ次、今度は足踏みでやってみよう
青い線は足踏みの音ね
じゃあ今度は赤い方を女子。青い方を男子でやります。
女子は手拍子、男子は足踏みね。
上手にできましたか?みんなが見た楽譜を図形譜といいます。
楽譜には五線譜ばかりでなくいろいろなものがあります。
調べてみると面白いですよ。
この楽譜の読み方がわかれば子どもに楽譜を書かせたり、棒を持たせても面白い。工夫次第で色々なことができる図形譜です。
中学2年生で実践しました。その時は拍手や机を叩くなどで音をだしたので、授業後「先生、手が真っ赤になっちゃったよ」というクレーム
がついたほど熱狂しました。この授業は小学校一年生から大人まで可能であると思います。
以前ビデオで見た研究授業(杉並区立杉並第7小学校 熊木眞見子先生)の図形譜の授業を私流にアレンジしたものです。
私がアレンジしたことは、アンサンブルにしたこと、色々な音をとり入れたことです。熊木先生は子どもにスキックを持たせ床を叩かして
いました。拍手よりはこの方が音がハッキリすると思います。しかし全員分のスティックを用意するのも大変なので、拍手にしました。
拍手よりも手で机をたたく方が強弱がはっきりしますので、授業で机を使われる方はその方がよいと思われます。
音の素材は、声、缶、新聞紙、手を擦り合わせる音、息、など色々な組み合わせが考えられると思います。