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貴金属の豆知識

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<<目次>>
貴金属って何ですか
14K
18金 プラチナ
なぜ純金を使わない? 10 ロジウム
割金と色 11 パラジウム
18金ホワイトゴールド 12 銀色貴金属の輝き度

1.貴金属って何ですか?

 「産出量少なく、空気中で酸化されず、かつ化学変化を受けることの少ない金属。
  金・銀・白金・ イリジウムなどの類。」
と、広辞苑にあった。(英語ではnoble metal、または precious metal)

 一般的には、金・銀・プラチナ(白金)あたりが貴金属と言うことになるだろうが、
元素周期表における原子番号45,46,47のロジウム、パラジウム、銀と
            原子番号77,78,79のイリジウム、プラチナ、金は貴金属といえるものだ。
金属材料学では銅属元素(銅、銀、金)の銅、水銀までも貴金属に含めるという。

元素の周期表抜粋
26
Fe
27
Co
コバルト
28
Ni
ニッケル
29
Cu
30
Zn
亜鉛
31
Ga
ガリウム
44
Ru
ルテニウム
45
Rh
ロジウム
46
Pd
パラジウム
47
Ag
48
Cd
カドミウム
49
In
インジウム
76
Os
オスミウム
77
Ir
イリジウム
78
Pt
白金
79
Au
80
Hg
水銀
ルテニウム、ロジウム、パラジウム
オスミウム、イリジウム、白金は
白金属で性質が似ている
上の三つは
銅族元素
貴金属の特性表
Pt Au Ag
比重 21.45 19.32 10.50
融点(℃) 1769 1064 962
沸点(℃) 3827 2800 2210
硬度(モース) 4 2.5 2.5

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2.

元素記号:Au
Gold
金の語源は、古くはインドヨーロッパ語のghel(黄金)から。Auはラテン語のaurum(金)より。

金の各国語表
カタカナ読み
日本 キン
韓国
中国 ジン
イギリス gold ゴールド
ドイツ Gold ゴールド
フランス or オール
イタリア oro オロ
スペイン oro オロ
ポルトガル ouro オウロ

金は化学的にも不活性で、用意に他の元素と化合しない。また、化合物から還元して金を得るのも楽だ。
金は自然界にも単体の金そのものとして存在し、その光り輝く美しさと加工のしやすさによって、
最初に人類に用いられる金属となった。
物理的化学的に超安定の物質、あるいは不活性の物質。王水(塩酸と硝酸の混合液)以外の酸にはおかされず、
高温で酸素と化合しません。つまり燃えて灰になったり表面が変質したりしません。

金らしさと言うと、何がピンと来るだろうか。
おかされにくさ、まばゆい光沢、比重の大きさなど、いろいろあげられるが、展延性の大きさがこの金属の特徴だろう。
1グラムの金を線に引っ張っていくと、太さ5ミクロンで2800メートルの長さまで延ばせると言うし、
展性はと言うと、金をたたいて金箔を作っていくと、4900平方p(70p四方)、0.1ミクロン以下の厚さになると言う。
ちなみに、人間の髪の毛が太さ60ミクロン。

こうなると一枚の金箔の層には、ほんの数百個の原子が並んでいると言うことになり、透けて見えるほどの薄さだ。
実際に薄い金箔は、光にかざすと緑色に見える。金は緑色より波長の短い光は吸収し、波長の長い光ほど反射する。
波長の長い金色が反射して見え、透けた色を見ると吸収と反射の分妙な谷間をくぐり抜けて緑色が見えることになるのです。

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3.18金について

指輪の裏側等にK18と刻印が打ってあります。
これは、この指輪に使われている金のうち、重さでどれだけ純金が入っているかを表したものです。
これを金の品位と言います。
一般的に使われる「金」という言葉は、二つの意味で使われています。
一つは純金のこと、もう一つは金合金のことです。

ほとんどのジュエリーに使われている金は、金合金です。
金は高価な金属ですので、合金全体のうち純金が重さでどれほど使われているかを表示しておくことは大変重要なことです。
100%の純金を24Kと呼ぶことにし普通24KとかK24と刻印します。

つまり24を100%として、純金が重さでどれだけ入っているかを数字で表しているのです。
Kはkarat(カラット)の頭文字ですが、宝石の重さの単位caratまたはkaratと同じスペルで、宝石の1カラットは0.2gで1ctと書きます。
日本では18カラットとは呼ばずに、「じゅうはちきん」「ジュウハチケー」と言います。
英語では「eighteen karat gold」「エイティーン・カラット・ゴールド」と呼びます。
普通は18Kと打ちますが、K18と打つこともあります。また、千分比の750と打つこともあります。

金の品位の表記法
karat 百分率% 千分率‰
24K 24/24 100 1000
22K 22/24 91 917
20K 20/24 83 835
18K 18/24 75 750
15K 15/24 62 625
14K 14/24 58 585
12K 12/24 50 500
10K 10/24 41 417
9K 9/24 37 375

4.なぜ純金を使わないのか

純金を業界では「ヤキ」と呼びます。金を精錬するときに塩をつけて焼いたので「ヤキ」と言う言葉が生まれたようです。
ではなぜ、ジュエリーにヤキを使わないのでしょうか。
純金に対する人間のあこがれは強いものがありますから、使いたいはずです。古代のジュエリーはほとんど22K以上です。
少し力を加えてその柔らかさで、本物かどうか「あたり」をつけられると言うこともあります。

   @柔らかすぎて傷が付きやすい
   A石を留める爪が簡単に変形して石がはずれやすい

以上二つの理由で、ヤキを使わないのです。
古代のジュエリーに22K〜24Kが多いのは、こういう意識が低かったためです。

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5.割金と色

本体となる金属に混ぜる金属を割金と言います。ウイスキーを水で割るように、ヤキを他の金属で割るからです。
18金は24分の18がヤキで、残りの6が割金です。その割金が銀と銅なのです。

この割金の銀と銅の割合を五分五分、五分割りより銅が多ければ赤っぽく、銀が多ければ青っぽくなります。
ごくわずか赤い四分六割、ごくわずかに青い逆四分などと言いますが、これらはイエローゴールドです。

銅の割合が90%、銀の割合が10%位になると、はっきり赤っぽく見えます。これを赤金(レッドゴールド)
この銅:銀、9:1、8:2から7:3位までの銀の中にパラジウムを入れると、銅の赤が薄まりピンクゴールドとなります。
実際には、地金の流動性をよくするために亜鉛等を入れることもあります。
赤金とは逆に銀:銅の割合が7:3や8:2、9:1位にしていくと、青っぽくなります。これを青金(グリーンゴールド)といいます。

名称 割金 備考
18Kイエローゴールド 五分割り(銀5,銅5) 一般的な18金、イエローゴールド
四分六割(銀4,銅6) 五分割りに比べごくわずかに赤い
逆四分割り(銀6,銅4) 五分割りに比べごくわずかに青い
18Kレッドゴールド 割金が銅7以上(銀3以下) 銅分のため赤く見える、赤金
18Kピンクゴールド 割金が銅7以上(銀3以下)
しかもパラジウムを混ぜたもの
純金を含めると4元合金となる
パラの割合はメーカーによってまちまち
パラジウムによって銅の色が薄まりピンクに見える
18Kグリーンゴールド 割金が銀7以上(銅3以下) 銀のために青く見える、青金
18Kホワイトゴールド 割金の重さの25%をパラジウムとする 以前は割金にニッケルを使ったが、今は圧倒的にパラジウムが多い

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6.18Kホワイトゴールド

ホワイトゴールドとは、文字通り、白い色をして金で、純金に白い色をしたパラジウムを加えたものです。
18Kホワイトゴールドとは、重さで純金75%とパラジウム等を25%混ぜたものです。

以前はパラジウムでなく、同じ白い金属であるニッケルで割ったものがありましたが、
最近ではパラジウムで割ったものが圧倒的に多く、これをパラ割りホワイトゴールドと呼びます。
これはニッケル割りが人体に悪い影響を与える事があるからです。

ホワイトゴールドはWhite Goldと書きますので、略してWG、それが18金だったらK18WGと刻印されます。
英国製ですと750と刻印されることもあります。英国ではプラチナは950の品位しか認められていませんから、
白い金属で750と打ってあれば、18KWGとなります。

ホワイトゴールドを日本語で訳すと、白い金となりますが、白い金すなわち白金はプラチナのことで、金とは全く別の貴金属です。
ホワイトゴールドは、日本語でもホワイトゴールドで、白金と訳してはいけません。
ホワイトゴールドはあくまで白い色をした金合金なのです。
白い金と言っても銀のような白さではなく、やや黄色みを帯びた白と言うことになります。

ヨーロッパでは、ホワイトゴールドでも銀でも自然のままの地金の色を好むのですが、
日本ではロジウムで表面を処理する事が多いようです。(銀、ロジウムの項、参照してください)
ロジウムの堅さで、表面に傷が付きにくくすると言う効果もあります。
KenWestのホワイトゴールドもほとんどが表面処理してあります。

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7.14金

14金になると金の割合は半分近くまで下がり約58%千分率で585,または583となる。
その分、銀と銅の割合は増え、亜鉛なども添加されることとなる。
下にその成分割合を示すが、
特に14Kホワイトゴールドは18金WGとは大きく違うことにお気づきでしょう。

合金組成‰ 備考
14K Pd その他
585
(583)
166 249 淡い黄色
300 95 Zn イエローゴールド
100 100 200 Zn ホワイトゴールド

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8.

元素記号:Ag
Silver
ヨーロッパ語には古くから Silver の言葉があった。
Agは、ギリシア語の argyros(輝いた)から。

その昔、錬金術師たちは、金を太陽のマークで、銀を三日月のマークで表した。
その期限は古代エジプトにまでさかのぼるほど、古いものらしい。
逆に詩人たちは古くから、太陽を「黄金の輝き」にたとえ、青白い月光を銀にたとえてきた。

青白い輝きも、銀の銀色としか言いようがない輝きも、光の反射率が大きいからと言うことになる。
それは同じ銅族の銅や金が赤や黄味を帯びた反射を与えるのに対し、銀は色が付かないことが特徴。
それは可視光線すべての波長に対し、反射率が大きいからだ。

銀は何事にも金に次いで二番目のように言われるが、電気と熱の伝導度は金属の中で一番である。
もっとも、自由電子が活躍する金属である。

プラチナや金が、化学的に不活性で酸やアルカリに溶けないこと比べると、
銀は、硝酸や濃硫酸に溶けてしまいます。
しかし、ジュエリーとしての銀の性質で知っていなければならないのは、
空気中の硫化水素や水分中のオゾンや二硫化イオウと反応して、表面に硫化銀を作り、
表面が黒変したり、光沢を失って行くことです。これを銀の硫化と言います。

合金組成 備考
Ag Cu その他
純銀 1000
硬化銀 999
950 950 50
925 925 75 スターリングシルバー
900 900 100 コインシルバー
800 800 200

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9.プラチナ白金

元素記号:Pt
Platinum
スペイン語の plata(銀)に縮小辞のinがついた。plataは英語のplateと同じで、金属板のこと。

地球の一回りは、ちょうど40000キロメートル。というのは、たまたまそうなったのではなく、
北極から赤道までの距離の1万分の1を1メートルと決めたことから来ている。
1799年、そのメートル原器と言う基準の物差しの材料として選んだのがプラチナであった。
1889年、もう一度国際的な基準の物差しが作られた。白金90%とイリジウム10%の合金だった。

ただ、現在ではクリプトン86という同位元素の出す赤い光の波長の165万763.73倍が1メートルとして決められている。

金よりもはるかに値が高く、融点沸点硬度も高いが、
オスミウムやイリジウムなどに比べれば融点が低く柔らかで、加工もしやすい。
化学的な抵抗力も強く化学機器に広く使われ、当然宝飾品にも用いられている。
プラチナは、反応性の乏しいとは言っても、王水に溶けて生ずるヘキサクロロ錯イオンは極めて反応性に富む。

プラチナ合金は、加工しやすく、加工時に変色せず、プラチナ独特の色調があります。

合金組成 備考
Pt Pd Ru その他
純プラチナ 1000 純プラチナ
999 999 高品位プラチナ
950 950 50 Pt950
欧米で人気
950 20 30
950 Cu 色調が美しい。欧米で人気
900 900 100 Pt900リングなど
900 70 30
900 70 Cu
850 850 150 Pt850チェーンなど
850 100 Cu

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10.ロジウム

元素記号:Rh
Rhodium
ギリシア語のrodeos(バラ色)から。ロジウムの塩の水溶液はバラ色をしている。

ロジウムは王水に溶けない金属の一つ。薬品におかされにくく、空気中でも酸化されにくい。
水に溶けにくい金属なので、硫酸水素ナトリウムで溶解すれば、硫酸ロジウムとなり、この塩は水に溶ける。
ロジウムをメッキするにはこの硫酸塩を水に溶かして電気分解すればよい。
ロジウムは非常に反射率が高いので、光学器械の反射面に利用されている。
もちろん、貴金属のメッキにも使われる。

日本で売られているシルバー(銀)ジュエリーは、
表面の黒変や光沢を失うのを嫌い、ロジウムメッキがかけられている。
ロジウムは硬いのでジュエリーの加工には使えないのですが、
かえってこの堅さが柔らかい表面を覆うには何よりとなります。
ホワイトゴールドも同様で、銀のように変色はしないが、ロジウムで表面処理されていることが多い。
KenWestのホワイトゴールドはほとんどがメッキされています。

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11.パラジウム

元素記号:Pd
Palladium
アテネの女神Pallasにちなむ。発見の前年見つかった小惑星Pallasにちなんで命名。

水素ガスをその結晶の中に溶かし込んでしまう。白金属の金属はみな似たような性質を持つが特に際だっている。
これは、水素化反応などで非常によい触媒となる。
そのため、価格も変動が激しい。
パラジウムは白金とよく似た性質を持つが、白金属の中では比較的反応性に富み、
希硝酸にもわずか溶け、王水にもよく溶ける。

金の割金として使われている。

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12.銀色貴金属の輝き度

明るい←      輝き       →暗い
ロジウム   銀   プラチナ パラジウム

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