自動ドア


自動ドアを待つ間さえもどかしくて

矢継ぎ早に襲ってくる障害を乗り越えて僕は

約束の店へ走ってる

こんなに汗かかなくても

君は来てるって もう帰らないって

わかってる けれども 心配の種が尽きない

You don't call my name そういえば 君はまだ

僕の名前 正確に呼んだことがない

なんて 気づかないふりして今日も君に会う



君に早く会いたくて でもそんな素振り

見せられない 見せたならば

この先の展開がまずい

作戦を立てる余裕なんて

ほんとはもう ないんだけど

君があと一歩 まだ つかめないって

あせってる またもや 心配の種が芽を出す

You don't call my name わかってる 君はまだ

僕の名前 親しげに呼んだことがない

なんて めげないで 最後の自動ドアを踏む



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