和田浜の子守歌   歌が聞けます 
 

なんで よう泣く この守が にくいか

守の歌など 聞こえぬか
 

浜の村では 海鳴りの夜が

たった一人で 泣ける時
 

普通の子のように 学校に行けたなら

白い帳面 買えたなら
 

なんで よう泣く この守が にくいか

いっそ この首 しめようか
 
 

死んだ子のように 静かに眠れ

黒いたすきが 肩をくう
 

泣いて帰れば 母さん やさしい

それでも 次の朝は 送られて
 

          作曲 増田浩二
 

 

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