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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.83 2005/12/4 発行部数 1054
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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月7日〜12月21日です。
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今日は学校の先生からお便りをもらいました。
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毎回,楽しみに読ませてもらっています。
さて,今回,クラスの和を考えて,クラスの子達にも話してみました。
まず,賛成か反対か。
その中で,電話をさせないのはなんでだろう。忘れた子はどうする
んだろう。
が出てきて,説明をしながら伝えていきました。
初めは納得していなかった子どもたちもなるほどとなった後,
さらにこの学級でもそうしてもいいか尋ねました。
「してもいい。」ということで、終わりましたが,伝わるものですね。
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真剣にこの話を受け取っていただいて、本当にうれしいです。
さて、先週のお弁当のことで思い出したことがあります。
(^o^) 甘い
6年生の社会科の授業です。縄文時代の人は毎日飢えと闘ってい
たということを学習しますが、子供たちは飢えるという感覚がわか
りません。他の授業で、今でも世界中の子供たちの中には、飢えて
死んでいく子がいるという勉強もします。子供たちは、かわいそう
とは思うものの飢える苦しさを知りません。
などと言いながら、私も「飢え」を経験してはいません。ただ、
子供の頃は、おなかがすいて眠れず、夜中に起き出して、台所で食
べ物を探したことがよくあります。人参の切れ端をやっと見つけて
食べた日をよく覚えています。「飢え」とは言えませんが、おなか
がすいてやりきれないという日々は経験しています。今、日本のが
んばっているお父さんお母さんに育てられている子供たちは、こん
なことさえないと思います。
そんな子供たちに何とか飢えの疑似体験をさせたいと、お父さん、
お母さんにお願いしました。「今度のお弁当の日は、塩むすびをひ
とつだけ持たせてください。おなかがすく限界が来るまで、おむす
びを食べないという授業をします。状況によっては、それも食べな
いで帰るかもしれません。」
そして、その日、決行しました。「お腹がすいて倒れる寸前まで
水だけで生きる」
昼休みが終わる頃音を上げた子、下校時刻までがんばった子、さ
らに、食べずにおむすびを持って帰った子、いろいろでした。でも、
誰もが口をそろえて言いました。「ご飯って、甘い」
「飢え」を少しだけ感じたこともさることながら、「ご飯は甘い」
は子供たちにとって大発見だったようです。毎日食べている物の本
当の味を知らなかった、ということがわかりました。
この実験、学校で実行するのは、いろいろな問題があって、実は
なかなか難しいことです。お子さんが高学年になったら、一度お家
で試して見ませんか。
お米の味は、昨日も今日も、1年前も今も変わりません。食べる
人の感性がその甘さを発見したのです。きっと私たちの身の回りに
は、こんな宝物がたくさんあふれているのです。それを見つけられ
る力を持った人になるように、子供たちを育ててやりたいですね。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★
古い一行日記から
5.1 生活科で、子供といっしょに野菜の苗を売って
いるお店を訪ねる。ここにもプロがいた。苗を育てる技術に自信と
誇りを持っているのが伝わってくる。僕は教員生活22年目だけど、
技術も知識もない。毎日、自信なく学校へ通う。