ホームページ『季節の小箱』へ   

   ===========================================================
    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.91     2006/1/27  発行部数 1053
   ===========================================================
       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
   ===========================================================

   では、先週の続きです。
   
         (^o^) シフトチェンジ
   
    この調子で中学3年生まで行ってしまえば問題ないのですが、そ
   うは問屋が卸しません。
    学校の生活にも慣れ、授業そのものへのわくわく感が減っていく。
   親に逐一報告するのが面倒になってくる。こんな現象が起きてきま
   す。
   
    脳の話を思い出していただきたいのですが、脳は生まれた時から
   どんどん新鮮さを失っていきます。だんだん衰えてきて、目の前の
   ものに興味を持つ力が次第に減ってくるのです。第2次性徴の所で、
   脳の新鮮な力は、一段がくんと落ちます。
   
    それで、ここで、学校の勉強と復習を、予習と学校の勉強にシフ
   トチェンジする必要が出てきます。
   
    初めて知ることには、大人になっても多少のわくわく感は、持つ
   ことができます。その気持ちを利用して予習をします。簡単でいい
   のです。教科書を読んだり、問題に挑戦したりして、自分は何がわ
   かって、何がわからないのかがはっきりすれば充分です。
   
    同じ事を2度やるのは本来つまらないものです。2度目のつまら
   なさを学校での緊張感で補います。先生が怖い、友達の前で恥をか
   きたくない…、そんな緊張感でいいので、大いに利用しましょう。
   
    予習の癖がついてくると、予習で自分がわからなかったところだ
   けはしっかり聴こうという緊張感も自然に生まれてきます。そうな
   ったらしめたものです。この予習と学校の勉強という2回勉強法が
   生涯学習の方法の基礎だと私は思います。
   
    このシフトチェンジをいつ行えばいいかということについては個
   人差があります。お子さんをよ〜く観察してください。
   
    教室の子供たちには、中学生になったらシフトチェンジしなさい、
   と6年生の3学期から言い始めます。6年生の今、です。
   
    今からその癖をつけ始めてもいいし、そうするといいと覚えてお
   くだけでもいいでしょう。
   
    人間ってほんとにわがままで、同じ事を繰り返そうとすると、飽
   きたり、知らないうちに「慣れ」で力が落ちてきてしまいます。い
   つでも自分がわくわくし続けられる方法を、探し続けるのが成功の
   秘訣かもしれません。
   
   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★
   
   古い一行日記から
   
   5.25        ハンセン病関係のニュースを聞くと、落書き
   消しと同じで、人間って、完成まで本当に程遠い様に思える。今の
   日本人って相当いいところまで行っていると思ってた時期もあった
   んだけど。人類って、滅亡までに完成するのかなあ。