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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.96     2006/3/3  発行部数 1026
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。寒い日と温かな日が混ざり合っています。三寒四温
   っていうのでしょうか。体にはあまり良くなさそうです。僕もあさ
   って歌うのに、喉が痛いです。みなさん、お元気ですか。
   
    3月5日(日)静岡市青葉公園で歌います。僕の出演は午後1時
   20分くらいから30分間です。ランチの後のお買い物のついでに
   聴いていってください。
   
          (^o^) 教えた者勝ち
   
    2月も半ばになると、6年生の算数の教科書は6年間の復習や発
   展問題ばかりになるので、個人のペースで学習を進め、私がアドバ
   イスするという形をとっています。
   
    わからない問題は友達に教わりに行ってもいいことにしています。
   教えてほしいと言われた子は、必ず教えなくてはいけないというの
   がルールです。なぜこんなルールを作ったかというと、教わった子
   より教えた子の方が得をするのに、それに気づかない子が多いから
   です。
   
    自分がわかっていることをわからない子に教えるのは時間の無駄
   と考えている子がたくさんいます。でも、脳の仕組みを考えたら、
   それは大きな間違いだと気づくでしょう。
   
    何度も書いているのでわかってくださっている方はこの先は読み
   飛ばしてくれればいいです。
   
    脳は小さな箱が何億個も集まってできています。その一つ一つに
   小さな知識が入っています。必要な時にその箱のふたがノックされ、
   中の知識を使うことができます。子どもの時はその箱に知識をいっ
   ぱい入れて箱が足りなくなっても、次の日には空の箱が新しくでき
   て、脳の箱はどんどん増えていきます。
   
    だから、子供の頃は、新しいことにどんどん挑戦することが重要
   です。残念ながら勝手に箱が増え続けるのは18歳までです。18
   歳までは好き嫌いを言わず、目の前のことすべてに挑戦していくの
   が力をつけるよい方法です。
   
    さて、1+1=2という単純な思考なら箱のふたを一つ開ければ
   すみますが、もっと頭がよくなるためには、一つの刺激で、一度に
   多くのふたを開けなくてはいけません。そのためには箱と箱をつな
   ぐ神経が太く複雑に絡み合っている必要があります。
   
    箱は18歳で増えるのをやめるようですが、箱と箱とをつなぐ神
   経は、何歳になっても鍛えれば、より太く複雑になるそうです。ア
   インシュタインは箱の数が普通の大人の人より少なかったようです
   が、箱と箱をつなぐ神経の太さ、複雑さは普通の人をはるかに超え
   ていたそうです。(死んでから世界中でアインシュタインの脳が研
   究されているなんて、すごいことですね)
   
    友達同士で教えあった場合、教わる子は知識が一つ増えます。箱
   がひとつ埋まるわけです。教える方はもうわかっていることですか
   ら、新しく箱は埋まりません。これでは一見、教えた方が損をした
   ように見えます。
   
    しかし、本当は違います。わからない人に教えるためには、箱を
   一つ開けて自分の知識を見せるだけではだめです。自分の知ってい
   ることをどう伝えれば相手がわかってくれるかを一所懸命考えなく
   てはなりません。一度教えてみたら、相手がわからなかった。そう
   したら、別の方法を考えなくてはなりません。ここが、神経を太く
   複雑にするポイントです。
   
    わからない友達に粘り強くいろいろな方法で教えようとする子は、
   脳の神経が太く複雑になります。すなわち頭がよくなるのです。
   
    この話を理解したのか、それともこわいこうじ先生の言うことだ
   から、きかなくてはならないからか、教室では友達どうしで丁寧に
   教える姿が見られます。
   
    家で勉強をしている時、お兄さん、お姉さんは、弟、妹におしみ
   なく教えましょう。その分の時間、自分の宿題をやるのが遅れても、
   結果的には頭はよくなっているのですから。
   
   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★
   
   古い一行日記から
   
   6.22        小田和正さんのビデオLIFE-SIZEを初めて見た。
   スタジオの様子などを見ると、本当にわくわくしてしまう。僕の残
   りの人生に、あんなシーンは現れるかな。
   
   6.24        わたぼうしコンサートに応募するために、2
   曲書いた。自分が楽しいことが、人の役に立つということが、自然
   に循環する世の中になれば、みんな幸せになれるよね。学校でボラ
   ンティアなんて言葉を使わなくてもすむくらい、一人一人が充実で
   きる世界がいいな。