ホームページ『季節の小箱』へ   

   ===========================================================
    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.104     2006/4/29  発行部数 1167
   ===========================================================
       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
   ===========================================================
   
    こんにちは。私の勤める学校では家庭訪問が始まります。そちら
   では家庭訪問ってありますか。
   
          (^o^) 大人もほめられたい
   
    100号記念にお送りしたCDと本の感想をいただきました。
   ************************************************************
    こんにちは。CDと本が届きました。お礼が遅くなり申し訳ありま
   せん。早速本を読みました。家族を大切にする気持ちがたくさん書
   かれてあり、読んでいる私も幸せになりました。子どもを思うなつ
   かしくて忘れていたような・・・そんな気持ちもよみがえってきま
   した。すてきでした。
    そしてCDは、子どもたちと一緒に聞きながら寝ています。長男は
   ”すごいなー!先生は歌手なの?いつか逢ってみたい・・・”そう
   です。聞けば聞くほど好きになっていきます。
   ************************************************************
    たくさんほめていただきました。それが素直にとってもうれしい
   です。
   
    お父さん、お母さんは最近ほめられたことがありますか。大人を
   手放しでほめてくれる人は少ないでしょう。ということは、大人に
   なると子どもの頃のように手放しでほめられる経験はうんと減って
   きます。
   
    以前、ご相談のあったお母さんに子どもの前でお父さんとお母さ
   んがほめあいましょうというお便りを送ったことがあります。
   
    そのお母さんからこんな返事をいただきました。
   ************************************************************
    主人が私のことを子どもたちにどんなふうに話しているか、主人
   がいないときにそれぞれ聞いてみました。”お母さんはいつもみん
   なのこと手伝ってくれて大変なんだから”と言う反面、ふざけてい
   るのか、本気なのかばかにしたようなことも言うそうです。
   
    逆に私が主人のことを同じように言います。これが子どもたちが
   親のことを尊敬できない原因でしょうか。子は親の鏡といいますか
   ら、トホホです。これからはお父さんは大切な存在だということし
   か、子どもには言わないように気をつけようと私は思います。でも
   ね 先生、主人に同じように言ってと言っても、絶対無理なんです。
   ひとまず私だけ実行してみます。
   ************************************************************

    このお母さんのえらいところは、お父さんと同じようなことを自
   分もしていないかと振り返っているところです。人の行為をいやだ
   と思った時、自分はどうかなと振り返ることはとっても重要です。
   自分を振り返るために、その人が一見いやな行為をしてくれている
   と考えられる人もいます。そこまでできたらすごいです。
   
    このお母さんはさらにいいんです。「ひとまず私だけ実行してみ
   ます。」と言えるからです。周りの人がみんな幸せになると、自分
   も自然に幸せになるってわかっているんですね。難しいことですが、
   このお母さんは実行する力があるのです。
   
    大人もほめられたいですよね。私も、いつでも、できるだけたく
   さんほめられたいです。ほめられるとやる気がわいてきます。
   
    今日は子どもじゃなくて、大人をほめてみませんか。直接ほめる
   のは照れくさいですが、お父さん(お母さん)のいない時、お子さ
   んに「お父さん(お母さん)と結婚して、自分はとっても幸せだよ」
   と言ってみましょう。
   
    一年の最初の父母会では、私は必ずお父さん、お母さんにこうお
   願いします。「家で私のことを褒めちぎってください。私も学校で
   お父さん、お母さんを褒めちぎります。学校と親のけんかはお子さ
   んが寝静まってからやりましょう」
   
   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★
   
   古い一行日記から
   
   7.19          いつの間にか、夕暮れの時間が早まって
   いる。夏が盛りだと、みんなが思っているが、すでに夏至は終わっ
   ている。人生の季節も同じように進んでいるのかもしれない。子育
   てに苦労していた頃、本当に1日は長かったから。
   
   7.18          僕の初めての自転車は、父がごみ置き場
   から拾ってきたパーツを集めて、ペンキを塗った、再生自転車だっ
   た。