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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.133 2006/11/19 発行部数 1233
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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今日12時から、サッカー高校選手権、静岡県大会決勝戦があり
ます。藤枝東高校の準決勝のようすについてブログ「大好きだよ」
http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
に書きました。ここを開いてサッカーのカテゴリーを選ぶと読めま
す。
高校サッカーに興味のある方はぜひどうぞ。
では、先週の続きです。
(^o^) いじめるひまがない 2
2週目の授業は「プロレスごっこ」(静岡県教育出版社発行「心ゆ
たかに〜6年生〜」)を読みました。
力の強い子が力の弱い子にふざけてプロレスの技をかけて遊ぶ。
それが次第にエスカレートして、周りの子もはやしたてたり技をか
けたりする。技をかけられた子は学校に行くのが憂鬱になるという
話です。
この話の感想を言い合うところから授業は始まりました。
子どもたちは口々にいじめは嫌なもの、悪いことと言います。改
めていじめのひどさを感じたのでしょう。
ではどうすれば、いじめはなくなるのかという私の問いに
・人の気持ちを考えた思いやりのある行動をする。
・やられた方も勇気を持って嫌だという。
という意見がたくさん出されました。
「本当にそんなことでいじめがなくなると思うか。全国の小学生
はそんなことにもまだ気づいていないのか」と私は言いました。
そして、実はこの話をいくら読んでもいじめはなくならない、い
じめをなくすには、この2つの話を読まなければいけない、と同じ
本から「ライアンの願い」「私の体を五等分に〜池内清消防指令補
の手記より〜」というページを示しました。
「ライアン〜」は、中学生で血液製剤からエイズに感染した主人
公が、中学校から登校を拒否されるのですが、高校は彼を受け入れ、
彼は幸せな3年間を送って亡くなったという話です。
「私の体を〜」は、阪神の震災で救助活動にあたった消防の方の
手記です。
編集者は、この2つの話をいじめの教材として採用したのではな
いでしょう。子どもたちは、一読後、この話をいじめにつなげるこ
とができず、首を傾げました。
「いじめをなくすために、この話から学ぶことは大切だ。どうし
てか1週間考えておいで。」ここで2週目の授業を終えました。(次
号に続きます)
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★
古い一行日記から
10.23 最近、小林克也さんが昔の洋
楽をよくニッポン放送で流している。中学3年間に覚えた洋楽は、
今でもすらすら歌える。発音は「日本語英語」だけど。脳がやわら
かくて記憶に適した時期は多分ここまでだ。暗記教育を闇雲に反対
する人がいるが、もったいないことだと思う。
10.22 体育の時間に遊具を使ったサ
ーキットトレーニングを始めた。由清がクラスにいた頃は、僕もま
だ、体が動いたから、けっこう一緒にやったけど、もうやれない。
やったら逆に体が悪くなるかも。小学校も子どもが減ったせいで、
新しい人を雇えなくなって、教員の高齢化が進んでいる。