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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.135     2006/12/1  発行部数 1238
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。あっという間に12月ですね。

    では、先週の続きです。
   
            (^o^) いじめるひまがない 4
   
    いじめは生存競争です。生存競争は私たち地球の生物のDNAに
   しっかりと組み込まれています。
   
    2つの食べ物に10の生き物が群がれば、殺し合いが起こります。
   10の食べ物に2の生き物しかいなければ、殺し合いは起きません。
   
    10の食べ物についた2の生き物はなぜ殺し合いをしないのでしょ
   う。それは今の状況に満足しているからです。今の自分は幸せであ
   るという確信があるからです。
   
    今の自分に自信がなくて、いつ相手から蹴落とされるかもしれな
   いとおびえている者は、相手を蹴落とそうと考えます。でも、自分
   に自信があって、今の自分を心から幸せだと思っている者は、他人
   を蹴落とすということを思いつきません。
   
    いじめをなくすのに必要なのは、いつも全員が青空の方に向いて
   生きていること。そのために、一人ひとりが自分に自信を持ち、自
   分が幸せな状況にあると感じることなのです。
   
    子どもの中で(時には大人の中で)起こるいじめは、現在の日本で
   は食べ物の取り合いで起こることはありません。でも、いじめは生
   存競争です。食べ物の代わり愛(愛されること)を求める生存競争で
   す。
   
    自分は愛されている。自分は愛されるに足る人間だという実感が
   あれば、人をいじめることは思いつきません。この思いが強ければ、
   人を助けたくなるでしょう。いじめてくる人を「かわいそうな人」
   とさえ思うでしょう。
   
    こんなふうになるためにいちばん簡単なのは、まわりの人から「
   愛している」と言われ続けることです。子どもにとっていちばん身
   近なのは、お父さん、お母さん。お父さんとお母さんから、毎日、
   「あなたは大事な人」「あなたがいてお父さんとお母さんは幸せだ
   よ」「大好きだよ」と言われ続ければ、子どもは10の食べ物のあ
   る2の生き物になれます。
   
    子どもたちは、この生存競争の話に大きくうなづいてくれました。
   でも、授業で「親から愛されていると言われなさい」と私が言って
   も意味がありません。そこでこんな課題を出してみました。(次号に
   続きます)
    
   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★