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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.141 2007/1/13 発行部数 1214
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。静岡はおだやかな新年を迎えています。雪のたくさ
ん降っているところもあるんですね。お子さんは、元気にかけまわ
っていますか。
(^o^) 卒業までに
6年生もあと少しで卒業です。3月に卒業式なので、あと3ヶ月
だと思ってしまいますが、卒業式までは、あとちょうど2ヶ月しか
ありませんね。
6年生の子どもたちに、残りの2ヶ月でこれだけはできるように
しなさい、と言いました。
国語…
平仮名を大人のように上手に書けるようにする。
小学校の漢字をすべて書けるようにする。
新聞をすらすら読めるようにする。
質問に的確に答えられるようにする。
社会…
主な歴史事象の年号を覚える。
すべての県の場所を覚える。漢字で書く。
主要な国の場所を覚える。
算数…
1年生のたし算、ひき算、九九、九九であまりの出るわり算をすべ
て1問1秒で答えを言う。
それ以外の計算問題を、1問30秒以内で書いて答えられるように
する。
音楽…
正しい発声で歌う。
知っている曲のト音記号の楽譜を階名で歌えるようにする。
知っている歌を楽器で弾けるようにする。
体育…
のぼり棒を上まで上る。
逆上がりができる。
これが私が考える、卒業までに身につけておきたいことです。
たくさんのことがあるように思えるでしょうが、もう、できてい
ることもたくさんあると思います。きっと1年生でもできることが
ありますね。
これらのことをノートに書かせ、もうできていることは、○をつ
け、できていないことには、できるようにする順番を決めて、1番
から順に並べておいで、と言いました。
次の日、子どもたちは、ノートに○印と順番の数字をつけて来ま
した。そこで私は質問しました。(次号に続きます)
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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.142 2007/1/20 発行部数 1211
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ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。今日明日は大学入試のセンター試験。小学生から見
ると、はるか先のことのように思えるでしょうが、親にしてみると、
小学校卒業からあっというまに大学入試になってしまいます。
全国の受験生のみなさん、がんばってください。
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さて、今日は先週から続きです。
(^o^) 楽なことから
私の質問は、「どうして、それを1番にしたの?」です。
1いちばん大事なことだと思ったから。
2難しそうなことから始めれば他のも簡単にできるようになるから。
3すぐにできそうだから。
こんなふうに子どもたちは答えました。
1いちばん大事なことを真っ先にやる。正しい答えです。でも、こ
こには、ちょっとだけ落とし穴が待っています。
2難しそうなことを始めれば、後が楽になる。すごくいい意見です。
でも、最も困難なことですから、最も時間がかかります。常人を越
えた並外れた精神の持ち主なら、この方法はベストです。でも、こ
んな人、世界中に数えるほどしかいないような気がします。
いちばん大事なこと、の落とし穴もここにあります。いちばん大
事に見えることって、難しいことが多いのです。難しくて、まだ自
分が手に入れていないから、大事なことに思えるのかもしれません。
正解は3、楽なことから始める、です。
私が理由を説明する前に、A子さんが話してくれました。
「まず、とにかくひとつを成功させれば、そこで何かこつをつかめ
るはずです。そのこつを使って次の課題に取り組めば、もっとうま
くできる。それが重なれば、どんどんこつが貯まっていって、難し
いこともできるかもしれない」
私が考えていた以上のことをA子さんは、みんなに説明してくれ
ました。
私の方が40年近く長く生きているのに、もう追い越されてしま
いました。このA子さんの説明には、「まいりました。ありがとう」
と心の中で言いました。
次の日、子どもたちは、順番について考え、変えてきた子もいる
ようです。
1番最初にすることはどんなことにしたかを全員に聞きました。
全員に聞いた結果、問題がひとつあることに気づきました。(次号
に続きます)
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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.143 2007/1/27 発行部数 1214
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。センター試験を終え、高校生は本格的な受験期に突
入ですね。
受験勉強は厳しいですが、勉強に取り組む中で自分で工夫したこ
とは、以後の人生に大きく役立ちます。受験生のみなさん、がんば
ってください。お父さん、お母さんも。
(^o^) その瞬間
いちばん最初にとりくみたいことを何にしたかを聞きました。
逆上がりが4人いました。のぼり棒はいませんでした。(ほとんど
の子が上り棒がこの半年で上れるようになっています。)
その他は、多岐にわたっています。
そこで、気づいたことがあります。「逆上がりの4人以外は、目
標を達成できない」ということです。
それはなぜだと思うかを質問しました。さすがにこれは難しい質
問だったようで、20分近く意見を出し続けてくれましたが、私の
考えていたことには重なりませんでした。
そういう時には、私が思っていることを言います。子どもたちが
考えを出しつくし、これ以上考えられないというタイミングは大事
です。
水を含んだスポンジをぎゅっと握りつぶし水が出きった瞬間に新
しい水につけるような感じがいちばんいいですね。
スポンジの中に水が残っていては新しい水を吸い込まないし、ス
ポンジが形を取り戻してしまった後水の中につけても水は吸い込み
ません。
さて、逆上がり以外の子が目標を達成できない理由です。
逆上がりは目標を達成した瞬間が自分でわかります。自分でわか
る瞬間があることが大事です。
他の人が見てもわかります。他の人にもわかってもらえたら、い
っしょに喜んでもらえたり褒められたりするので効果倍増です。
自分のすることが達成できた瞬間がわかる?と質問しました。子
どもたちは一所懸命意見を言ってくれましたが、自分でも納得でき
ないようでした。
それでまた一晩考えてくることになりました。(次号に続きます)
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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.144 2007/2/3 発行部数 1208
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こんにちは。今日は節分です。毎年、この日を大事にするよう、
クラスの子どもたちに言っています。
中国の占いのひとつで、この日が大晦日になるからです。明日か
ら新年。1月1日からの新年の誓いが早くもくじけそうな人は、今
日しっかり豆まきをして、明日からの新年を新しい気持ちでがんば
りましょう。
先週の続きです。
(^o^) 本当に困るのは
次の日、子どもたちは自分の考えてきた「瞬間」を発表しました。
よいものもあったし、難しいものもありました。
その中でいちばん印象に残ったのは、B子さんです。
「質問に正しく答えるということを練習したいのですが、達成の瞬
間がわかりません。」
B子さんは、日頃の授業で積極的に発言する子ではありません。
1日1度も発表しないことが何日も続く人です。そのB子さんが進
んで挙手をしました。
ですから、B子さんはこのことを真剣に考えたんだなあ、本当に
困ったんだなあ、と思いました。もしかしたら、この発言でB子さ
んは大きく変わるかもしれないと思いました。
さて、では、子どもたちの意見と私の考えをまとめてみます。
基本的には、「達成の瞬間」を自分でどんどん設定してしまえば
いい、という考え方です。
国語…
平仮名…先生の花丸をもらった瞬間。(これはこの学級でこの1年
ずっと続けてきたことで、この花丸の価値の大きさが浸透している
ので、花丸を見た瞬間の達成感は大きいと思います。この花丸は、
ちょっとやそっとではもらえません。私より上手になった子だけが
もらえます。)
漢字…漢字ドリルの問題すべてが正解した瞬間。
新聞…新聞の1面すべてをすらすら読めた瞬間。
的確な答え…国語の文章の理解テストで3枚続けて100点をとっ
た瞬間。
社会
年号…教科書の年表から必要なことを抜き出した自分の年表を作り、
それを暗記して、間違えずに全部言えた瞬間。
県…日本の白地図にすべてを記入できた瞬間。
国…世界の白地図の必要な国に色を塗り、その国名を全部言えた瞬
間。
算数…
1問1秒…カードを作成し、それを時間内にやりきった瞬間。
1問30秒…各学年のドリルのまとめの問題3ページずつを時間内
にやりきった瞬間。
音楽
歌…歌の上手な人のおなかか胸に手を当てさせてもらい、おなかの
動きか胸の響きが、その人と同じようになったと感じた瞬間。
階名…教科書のすべての歌を階名で歌い終わった瞬間
楽器…教科書のすべての歌をメロディをつかえずに弾き終わった瞬間
では、さっそく、できそうなものから始めましょう。やる時のこ
つをもう一度思い出してみましょう。(次号に続きます)
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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.145 2007/2/9 発行部数 1197
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。風邪はひいていませんか。
暖冬のせいか、風邪の流行が例年より少し遅れているようです。
でも、私の勤める学校でも、風邪流行の兆しが見え始めました。
うがい、手洗い、室内の湿度を保つ、など学校でもみんなで気を
つけています。
私も喉の調子がいまひとつなのですが、卒業にむけてラストスパ
ートなので、のんびりしてもいられません。みなさんからいただく
励ましのお便りを読みながら、がんばっています。
それでは、先週の続きです。
(^o^) ほめられるよりもっと
目標を達成するのにいちばん大事なのは、できた瞬間の喜びを予
想することです。
これができたら褒められるだろう、みんなに認められるだろうと
予想することも大事ですが、それよりも、自分ができた瞬間の喜び
というものは大きいものです。
できた瞬間、そこにはどんな人がいるでしょうか。ほめてほしい
なあと思っている人がいるかもしれないし、いないかもしれません。
でも、必ず自分がいます。
できた瞬間まず自分が喜びを感じることがとても重要です。自分
が大きな喜びを感じている時、他の人にも認めてもらえたら、喜び
は何百倍にも広がります。
褒めてもらうことはうれしいことですが、自分で実感していない
ことを褒められた時というのは、なかなか「未来への力」にはなり
にくいようです。
だから、大事なのは、いちばん近くにいる人間、「自分」が喜び
を実感することです。
今までにいちばんうれしかったことを思い出してみよう、この目
標が達成できたら、それと同じくらいうれしいんだよ、と子どもた
ちに言いました。
すぐに手をあげて、そのことを話してくれた子がたくさんいまし
た。
今までにとってもうれしかったことがあった子は、成功の喜びを
イメージしやすいでしょう。それが次の成功につながります。成功
体験が重要だといろいろな方がおっしゃっていますが、このことだ
と思います。
食事の時にでも、家族のみんなの「これまででいちばんうれしか
った時」を聞き合ってみませんか。その話を喜んで聞いてくれる人
がいると、喜びは倍になります。
また話す人は、家族にそれをわかってもらうために、その時の状
況をくわしく説明できるよう、がんばりましょう。そうすると、そ
の時の喜びが、よりリアルに心によみがえるでしょう。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★
最新の日記はこちらから
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★ 発行人: こうじ@季節の小箱
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