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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.160     2007/5/27  発行部数 1158
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。ここ、静岡では、とても気持ちのよい5月の風が吹
   いています。日没も少しずつ遅くなりましたね。梅雨が来る前に、
   親子でたくさん散歩しておきましょう。
   
             (^o^) 誰が幸せになるのか
   
    先週の続きです。子どもたちには、将来について作文にまとめて
   もらいます。昨年の6年生はとっても上手に書けていました。今年
   も期待大です。
   
    作文のテーマは「幸せな今の私」(タイトルは個人で考えてつけ
   ます)
   
    作文のこつの一つ目は、リアルに書くことです。
   
    将来こうなりたい、と書くのではなく、その夢がかなっている自
   分になりきって書きます。いかにも今夢が実現しているように書く
   のです。
   
    「私は今から会場に向かう。日本漫画大賞の授賞式だ。30人の
   アシスタントが見送ってくれる。がんばって漫画を描き続けて来て
   よかったなあ…」
   
    「僕の蹴ったボールがネットを揺らした瞬間、試合終了のホイッ
   スルがなった。ヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝。逆転の決
   勝ゴールを決めることができた。日本を離れて5年…」
   
    「今日は忙しくなるぞ〜。100店目の開店だ。ニューヨークに
   もパリにも店を出したけど、やっぱり故郷のこの町に店を持ちたか
   った…」
   
    リアルにイメージすることで、願いがより心(脳)に深く刻まれ、
   夢の実現に大きく近づく力になるそうです。
   
    エッセーの書き方のこつが書かれた本にも、文は「書く」よりも
   「描く」と書いてありました。読んだ人が映像を見ているように感
   じる文は、人をひきつけます。たとえ夢でも、リアルに書くことは、
   作文力を伸ばすことになります。
   
    二つ目のこつは、周りの人が幸せになっている様子も書くことで
   す。
   
    「今度の受賞作は、アシスタントのA君の功績が大きい。これを
   機会にA君が独立できるよう応援しよう。喜んでくれるだろうなあ
   …」
   
    「この優勝トロフィーを、毎週ファンレターを贈ってくれるあの
   子にさわってもらおう。病気が少しでもよくなるといいなあ…」
   
    「今日の料理は、まず、小さな頃お世話になったあの方に食べて
   ほしい。この町に店ができたこと、いちばんに喜んでくれたからな
   あ…」
   
    自分の仕事が人の役に立っていると感じる時、人間はさらに大き
   な力がわいてきます。作文にはぜひこの部分を忘れずに書きましょ
   う。
   
    できあがったら、毎日声に出して読んでみます。途中で夢が18
   0度変わったら、書き直せばいいだけのことです。夢はどんどん変
   わっていいと思います。どんな夢を持っている人も、夢を実現させ
   るために身につけるべきことはほとんど違いません。
   
    作文、手紙というのは、何気なく生活していると、なかなか書く
   機会は訪れないものです。お父さん、お母さんもお子さんといっしょ
   に、夢を書いてみませんか。
    
   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★