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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.163 2007/6/15 発行部数 1149
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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ここ静岡も「梅雨入りした模様」と気象台の発表がありました。
この言い方、気象庁の人たちも大変だなあと思いますよね。
(^o^) 青い火
6年生の理科の授業です。
ガスバーナーを初めて使う日。「赤い火と青い火とでは、どちら
の温度が高いでしょう。」と質問しました。
青い火と答えた子と、わからないと答えた子に分かれました。
「青い火だと思う理由は何ですか」という質問に、A君が答えま
した。
恒星は、若いときは青白く温度が高いけど、やがて赤くなり温度
が下がるので、ガスの青い火の方が温度が高いと思います。
A君の科学に向ける目や知識は素晴らしいと思います。でも、
「逆」です。
青い火と赤い火を比べると、青い火のほうが温度が高いから、青
白く輝く星の方が、赤黄色に見える星より温度が高いだろうと推測
される。これが「順」ではないでしょうか。
A君が発表した後、ほかに理由はないかと聞きましたが、後続は
いませんでした。
人類が見つけてきた科学の遺産を元に、さらに進歩していくこと
は大事です。
でも、身の回りの現象をたくさん集めて、神様のなぞなぞを解い
ていく楽しさを子どものうちに味わわなければ、「科学する大人」
にはなれません。
お父さんやお母さんが「この子は知っていて当然」と思っている
ことを、お子さんは意外に知らないかもしれません。
家事や散歩をしながら、いろいろ質問してみてください。
ろうそくの火で料理はできそうもない。やっぱりガスの青い火の
温度は、ろうそくの赤い火より高いだろうなあ、なんて思えたら、
科学者への第1歩かな。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★