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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.168 2007/7/22 発行部数 1131
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。夏休みが始まりますね。事故のない1ヶ月を祈って
います。
(^o^) 逆転
6年生の算数の時間に、計算テストをしました。1年生の問題か
ら、順にやっていきます。自分の弱点や、自分がどの時点で躓いて
いるのかを確かめるためです。
自分の弱点や、躓いた場所がわかれば、夏休みのうちに修復が可
能です。小学校、最後のチャンスです。
これまでにも書きましたが、日本の小学校の算数の学習は、ゆる
やかな坂道を登るように組み立てられています。
1年生で手に入れた知識を、技能として身につけることによって、
2年生の算数ができるように計画されています。それが、順番に積
み重なっていくのです。
さて、1年生の問題は、「いくつといくつ」「くりあがりのある
たし算」「くりさがりのあるひき算」の3ページです。1枚5分。
たし算とひき算は100問ずつです。
そして、2年生の最初のプリントは、九九100問。
普通に考えれば、2年生よりも1年生の学習の方が楽です。です
から、たし算、ひき算は九九より早くできて当たり前。でも、実際
は違っています。
九九はほとんどの子が1分前後でできました。書くスピードも考
えると、1問1秒以内にできています。
ところが、1年生のたし算、ひき算は、その2倍3倍の時間がか
かっています。中には、5分かけても、ひき算の100問をやりき
れない子もいました。
これには理由があります。それは、練習量の違いです。
九九はどの子も徹底的に練習しています。お風呂の中でお父さん
やお母さんといっしょに唱えたという思い出のある子はたくさんい
ます。
しかし、1年生のたし算、ひき算の練習は、九九ほど、たくさん
練習をしていないのではないでしょうか。
九九はもちろん大切ですが、1年生のたし算、ひき算を速く正し
く計算するという技術も、小学校の間は、算数ができるようになる
ための大切なアイテムです。たし算、ひき算を九九並みのスピード
でできるようになることで、算数が楽になり、好きになる子も多い
のです。
4月の段階で、「くりあがりのあるたし算」「くりさがりのある
ひき算」「あまりの出る九九のわり算」はカードを使って1問1秒
以内で答えられるようにしておきなさい、といっておきました。
それ以後、本気でそれに取り組んだ子もいるし、そのこと自体を
忘れていた子もいます。その差は非常に大きいでしょう。
でも、まだ夏休みがあります。6年生の夏休みは、たし算、ひき
算を鍛える最後のチャンスだと思ってください。中学生が、小学校
1年生の計算カードを真剣に見ている姿は、さすがにかっこわるい、
かな。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★