ホームページ『季節の小箱』へ   

   ===========================================================
    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.172     2007/8/19  発行部数 1125
   ===========================================================
       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
   ===========================================================
   
    こんにちは。暑い夏が続きますね。「家族の夏休み」はもう終わ
   ってしまいましたか。「家族の夏休み」の中で、お子さんはどんな
   役割を果たしましたか。
   
             (^o^) この1回
   
    以前、「家族旅行の際は、お子さんの力に応じた役割を決め、家
   族のメンバーとして存在意義を持たせると、お子さんが成長する」
   という話を書きました。
   
    その話の中で、ひとつ思いついたことがあるので、今日はそれを
   書きます。
   
    家族旅行などの記念写真は、誰が撮っていますか。お子さんにま
   かせたことはありますか。
   
    最近は、デジタルカメラが普通になってきました。気軽にシャッ
   ターを押せるので、お子さんには「記録係」として働いてもらいや
   すいですね。
   
    写真に慣れてきたら、「レンズ付きフィルム」を渡すと、いいか
   もしれません。
   
    フィルムは、取り直しがききません。24枚撮りなら24回しか
   チャンスがないのです。慎重にシャッターを押す必要があります。
   
   
    よい瞬間をとらえるには、たくさんシャッターが切れるデジカメ
   の方がよいでしょうが、失敗できないこの1回、という緊張感は、
   子どもの集中力を高め、それがいろいろな能力向上につながると思
   います。
   
    修学旅行の持ち物では、デジカメでは紛失した時に困るので、リ
   スクの少ない「レンズ付きフィルム」だけを許可することが多いの
   ですが、子供たちを見ていると、やたらにシャッターを切って、よ
   い写真が1枚も撮れなかった子や、逆に慎重になりすぎて、ほとん
   ど使わずに帰ってきてしまう子がいます。
   
    今の日本は、ものがありすぎて、チャンスはこの1回だけ、とい
   う場面に子どもたちが遭遇することは少なくなっています。
   
    人生のチャンスは、どの人にも平等に訪れると私は思っています
   が、それを生かせない人はとても多いように思います。
   
    おおげさな話になりましたが、そういう人生のチャンスをつかめ
   る人に育てるためにも、「この1回」を大事にし、それをものにで
   きるような人になるトレーニングが、子どもの生活の中にないか、
   いつも気をつけてみて行きたいと思います。
    
   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★