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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.196     2008/2/2  発行部数 1132
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。風邪のようすはどうですか。とにかく、子どもは睡
   眠が必要です。無理にでも寝かしつけましょう。
   
           (^o^) ご飯粒
   
    先週の続きです。食事の場面を見てみましょう。
   
   ○ いただきます、ごちそうさまと自然に言う。
   
    「いただきます」という言葉が身についている子は、感謝の気持
   ちを持っている、または、いずれ自然に持つことができる子です。
   この子はよい子だなあと自然に思えます。
   
    日本人でいる限り、夢を叶えるには、まわりの人の力が絶対必要
   だからです。感謝できる子には、たくさんの人が集まります。
   
   ○ ご飯粒を残さず食べる。
   
    小さい子にとって、ご飯粒を残さず食べるのは、とてもむずかし
   いことです。でも、日頃からうるさく言われていると、給食でもき
   れいに食べられます。これができると、周りの子より、大人に見え
   ます。
   
   ○ こぼしたら、さっと片付ける。
   
    これで、家庭で一人前に扱われているのがわかります。家庭で一
   人前に扱われている子は、友達を助けることができます。
   
    家で赤ちゃん扱いされ、家庭でいつもこぼしたものを拾ってもら
   っている子は、学校では自分のことに精一杯で、友達を助けられま
   せん。
   
   ○ 食器を音を立てずに置く。
   
    以前、「静かな部屋」で書いたとおりです。ものを大事に扱う所
   作は、やさしい心を作ります。
   
    以前、食事の時くらいうるさく言いたくない、というお母さんに
   出会ったことがあります。それはそれでいいのですが、どこでうる
   さく言うか、は、しっかり決めましょう。
   
    昔うるさく言われたことが身についていることで、得したことは
   ありませんか。うるさく言っていやがられるのも、大人の役目のひ
   とつです。
    


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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.197     2008/2/8  発行部数 1132
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    日本列島、雪ですね。私の住む街には、ほとんどふりません。だ
   から、雪のこわさや大変さに思いが及ばず、あこがれてばかりいま
   す。
   
           (^o^) ハンカチ
   
    また、続きです。今日は衣類関係。
   
   ○ ハンカチで手を拭く。
   
    一年中、冬は特に、手洗いうがいを、小学校ではうるさく言いま
   す。廊下が水に濡れるのもお構いなしに、濡れた手を振る子が多い
   中、きちんとハンカチで手を拭く習慣が身についている子は、本当
   によい子です。
   
   ○ 靴をしっかり履く
   
    かかとを踏んで、ぺたぺた歩く姿はだらしなく見えます。
   
    さらに、かかとを踏むと靴が早く傷むので、これはいけません。
   買ってもらったものを大事に使う子はよい子です。かかとを踏む子
   には、「親不孝者」とよく子どもを叱ります。
   
    また、かかとを踏むサンダル履き歩きは、歩く姿勢がすごく悪く
   なります。歩く時に無駄な力を使うので、よくありません。きちん
   と靴を履いている子は、颯爽と歩けます。颯爽と歩く人間は、自然
   に胸に希望を抱くことができます。
   
   ○ 服を上手にたたむ
   
    体育にでかけたあとの教室を見ると、一人一人の顔が思い浮かぶ
   ほど、いろいろな「形」の服が置いてあります。
   
    どの子がしっかりしているか、机の上に置いてある服のおき方で、
   おおよその見当がつきます。靴箱の靴以上に、個人差は大きいです
   よ。
   
    また、体育が終わった後の体操着袋や、給食当番の白衣を入れた
   袋のふくらみ方で、しっかりたためる子かどうかもわかります。
   
    細かいことのように思えるでしょうが、ひとつひとつの所作が、
   人の心を作っていくような気がします。
    


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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.198     2008/2/23  発行部数 1130
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。少し温かくなってきたような気がしますが、そちら
   はいかがですか。
   
    先週はお休みしてしまったのに、お見舞いのメールなどご心配い
   ただいて、ほんとうにうれしかったです。今週もよろしくお願いし
   ます。
   
          (^o^) 想像力は相手のために
   
    6年生の道徳。
   
    高校生の時に失明して、それ以後鍼灸院を開業したり、柔道でパ
   ラリンピックを目指しているMさんを講師にお招きして授業をしま
   した。
   
    Mさんが質問の時間をたくさん設けてくださるというので、前日、
   子どもたちに質問を用意させました。
   
    書き始めた質問は、「目が見えなくなって困ったことは何ですか」
   
   
    ・その質問は、1年生でも幼稚園児でも思いつく。
   
    ・その質問ではMさんは伝えたいことを全部伝えられるだろうか。
   
    ・もっとMさんの様子や心を想像して、質問を考えなさい。
   
    そう子どもたちに言いました。
   
    幸い、Mさんから、
   
    アイマスクをして
    ・テレビを見る
    ・給食を食べる
    ・人ごみを歩く
    ・道路を歩く
   という宿題が出ていて、前週みんなで体験していました。
   
    子どもたちは、しばらく考え、次々に新しい質問を考えました。
   
   
   ・声をかける時にどんなことに注意すればいいか
   ・道案内はどうやってすればいいか
   
    こんなふうに、子どもたちはより深い質問を生み出しました。
   
    翌日の授業では、全員が違う質問をし、Mさんはそれにていねい
   に答えてくださるというとても充実した道徳の授業になりました。
   
    相手の気持ちや立場をより深く理解して質問する。そうすると、
   相手の方から、より深い答えをいただけます。聞いた方も応えた方
   も、知識、心がより豊かになります。
   
    こういう質問ができる子は、どんどん力を伸ばします。
   
    こういう質問ができるようになるためには、体験が必要です。テ
   レビやテレビゲームでは、「質問を豊かにする体験」はできません。
   
   
    外国の様子を1日テレビで見るよりも、家の前の広場で1日誰か
   といっしょに何かをする方が、何万倍も経験が豊かになり、深い質
   問をする能力が伸び、力がつきます。
   
    お子さんを一人でテレビの前に座らせてはいけません。
   
    わたしはテレビが大好きだし、素晴らしい発明だと思っています。
   でも、素晴らしいがゆえに子どもには毒です。
   
    お父さんも、お母さんも毎日仕事でへとへとでしょうが、休日は
   もうひとふん張り、お子さんと体を動かし、体験をしてください。
   豪華な休日は必要ありません。何かをする時間が大事です。
   
    二人の子を育ててきての、私の反省かもしれません。
    


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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.199     2008/3/3  発行部数 1127
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。あっという間に3月ですね。昨日は県内の高校の卒
   業式だったようで、街には卒業式を無事に終えた親子の姿がたくさ
   ん見られました。
   
    いろいろなできごとがあったでしょうが、卒業の日を無事に迎え
   られて、みんな幸せそうです。
   
           (^o^) 笑い転げる
   
    小学校では、卒業式の練習が始まり、6年生を送る会のような集
   会が行われる時期です。
   
    学年全体で合唱をしたり、呼びかけをしたりする場面が多くなる
   と思います。
   
    何十人という人数で歌うので、子どもたちは自分ひとりががんば
   らなくても、なんて思いがちですが、実は、この時ほど、一人一人
   の様子がはっきりわかる時はありません。
   
    全員の顔がきれいに並んでいるのです。誰がどんなふうに歌って
   いるか、一目瞭然です。
   
    本来の意味で歌がうまいかどうかはわからないのですが、その子
   がどんな気持ちで歌っているか、よくわかります。
   
    たとえ歌がへたくそでも、気持ちをこめて歌っている子は顔でわ
   かります。こういう子は、ほんとうによい子に見えます。
   
    逆に、歌がうまくても、気持ちがこもっていても、それが顔に表
   れていない子は、残念ですが、聞いている人たちに気持ちが伝わっ
   てきません。
   
    年々そういう子が増えているのではないかと少し心配です。
   
    よい顔の一番の条件は、顔が動いていること。
   
    顔の中で一番大きく動くのはあごです。歌う時に、あごがきちん
   と下りている子は、一所懸命心をこめて歌っているように見てもら
   えます。
   
    お子さんのあごはどこまで下りますか。
   
    食べ物がよくなるにつれて、人間のあごの力は低下します。噛む
   力が弱くなって、あごの動きも小さくなってしまうからです。
   
    食事の時に、よく噛みなさいというのは、体の健康のためばかり
   ではありません。表情を作るのに、とても大事なことなのです。
   
    あご以外にも、顔中がよく動いていると、とてもよい子に見えま
   す。
   
    お子さんは、家でよく、笑い転げますか。家族中で笑い転げます
   か。
   
    よく笑っていると、顔の筋肉が鍛えられ、表情豊かになり、こう
   した集会の時に、気持ちのよい顔をみなさんに見てもらえます。
   
    最近、家族で笑い転げたのは、どんな時でしょうか。
   
    家族の中に子供がいると、笑い転げる話題に事欠きませんね。
   
    うちは、子どもが家を出て行ったので、なかなか笑い転げる場面
   には出会わなくなりました。
   
    最近、自分が笑っていないなと思う時は、あるお笑い芸人さんの
   1分間のねたを見て、笑い転げるようにしています。誰のどんなね
   たかは、…またブログに書きますね。
    


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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.200     2008/3/8  発行部数 1150
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。小学校では卒業式を間近に控え、体育館での練習が
   始まりました。体育館は、体育をしないと、まだ寒い季節です。で
   も、6年生を送る会のデコレーションが残っているので、心は温か
   くなります。
   
    今週、200号を迎えました。毎週読んでくださるみなさんに記
   念の品をと考えているのですが、何をお贈りしたらいいのか、わか
   りません。リクエスト、ありますか。
   
           (^o^) 届いたら、やさしい
   
    小学校の卒業式では、「呼びかけ」というのを、送辞、答辞の代
   わりにする学校が少なくないと思います。もう30年以上も前から
   流行っているので、お父さん、お母さんも経験されている方が多い
   でしょう。
   
    「呼びかけ」は、自分一人の声を体育館に響かせなくてはならな
   いので、とても大変です。
   
    普段、教室でおとなしく生きている子には、「地獄の特訓」の日
   々になるのです。
   
    でも、これを経験することは、とても大事なことだと思います。
   
   
   ○ 体の機能をフルに使う。
   ○ どんなことも相手に届いた時はじめて、やさしい人になれる。
   
   
   この二つのことを身をもって体験するよい機会だからです。
   
    2週間の練習ポイントは3つ。発声、発音、速さ、です。
   
    まず発声。とにかく大きな声を出します。音楽の時に腹式呼吸の
   トレーニングをまじめにやってきた子は、苦労しません。
   
    また、普段、みんなのために働こうと、人の前に出てがんばって
   いる子も自然に大きな声が出せます。
   
    今年のクラスにも、いつもみんなの前にたって仕事をしようとし
   ている子が何人かいて、その子達の声は、最初から素晴らしく体育
   館に響きました。
   
    全員の呼びかけを録音して比べさせたところ、他の子もすぐにそ
   の子達のまねをして、大きな声が出せるようになりました。
   
    多くの子が、自分はしっかり声を出していると思い込んでいたよ
   うで、録音したテープから、自分の声がほとんど聞こえないことに
   ショックを受けたようです。
   
    次は、発音。大きな声が出ても、言葉がはっきりしない子がとて
   も多いのです。
   
    先週お話したあごの動きに関係あります。お子さんは普段話す時
   に、あごやくちびるがしっかり動きますか。
   
    この前の話とは逆に、感情が体の中にあふれる子は、顔もよく動
   きます。
   
    でも、これも、録音したものを聞かせるとすぐに直せる子が多い
   ようなので安心です。
   
    最後に速さ。相手の心に、より深く届けるためには強さと速さの
   工夫が必要です。でも、この場合は声の大きさの調整は難しいので、
   速さで気持ちを表します。
   
    というと難しそうですが、普段国語の本を真剣に朗読したり、6
   年生の場合だと、ペアの1年生に本を読んでやっていたりする子に
   は、何でもないことです。
   
    細かく書きましたが、普段家ではきはきと話ができる子は大丈夫
   ですので、ご心配なく。ちょっと心配なら、この3つのうち、一つ
   だけ気をつけて、練習を聞いてあげてください。
   
   *********************************
   
    発行のまぐまぐのこのページに紹介していただきました。
    http://education.mag2.com/osusume/ 
    みなさんに紹介してくださいということでしたので、アドレスを
   載せました。
   
    こうして取り上げていただいたのも、毎週読んでいただいている
   みなさんのおかげです。200週間も続くとは、思っていませんで
   した。ほんとうにありがとうございます。
    
    
   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★
   
   
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     http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
   
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    ★ 発行人: こうじ@季節の小箱
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