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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.200 2008/3/8 発行部数 1150
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。小学校では卒業式を間近に控え、体育館での練習が
始まりました。体育館は、体育をしないと、まだ寒い季節です。で
も、6年生を送る会のデコレーションが残っているので、心は温か
くなります。
今週、200号を迎えました。毎週読んでくださるみなさんに記
念の品をと考えているのですが、何をお贈りしたらいいのか、わか
りません。リクエスト、ありますか。
(^o^) 届いたら、やさしい
小学校の卒業式では、「呼びかけ」というのを、送辞、答辞の代
わりにする学校が少なくないと思います。もう30年以上も前から
流行っているので、お父さん、お母さんも経験されている方が多い
でしょう。
「呼びかけ」は、自分一人の声を体育館に響かせなくてはならな
いので、とても大変です。
普段、教室でおとなしく生きている子には、「地獄の特訓」の日
々になるのです。
でも、これを経験することは、とても大事なことだと思います。
○ 体の機能をフルに使う。
○ どんなことも相手に届いた時はじめて、やさしい人になれる。
この二つのことを身をもって体験するよい機会だからです。
2週間の練習ポイントは3つ。発声、発音、速さ、です。
まず発声。とにかく大きな声を出します。音楽の時に腹式呼吸の
トレーニングをまじめにやってきた子は、苦労しません。
また、普段、みんなのために働こうと、人の前に出てがんばって
いる子も自然に大きな声が出せます。
今年のクラスにも、いつもみんなの前にたって仕事をしようとし
ている子が何人かいて、その子達の声は、最初から素晴らしく体育
館に響きました。
全員の呼びかけを録音して比べさせたところ、他の子もすぐにそ
の子達のまねをして、大きな声が出せるようになりました。
多くの子が、自分はしっかり声を出していると思い込んでいたよ
うで、録音したテープから、自分の声がほとんど聞こえないことに
ショックを受けたようです。
次は、発音。大きな声が出ても、言葉がはっきりしない子がとて
も多いのです。
先週お話したあごの動きに関係あります。お子さんは普段話す時
に、あごやくちびるがしっかり動きますか。
この前の話とは逆に、感情が体の中にあふれる子は、顔もよく動
きます。
でも、これも、録音したものを聞かせるとすぐに直せる子が多い
ようなので安心です。
最後に速さ。相手の心に、より深く届けるためには強さと速さの
工夫が必要です。でも、この場合は声の大きさの調整は難しいので、
速さで気持ちを表します。
というと難しそうですが、普段国語の本を真剣に朗読したり、6
年生の場合だと、ペアの1年生に本を読んでやっていたりする子に
は、何でもないことです。
細かく書きましたが、普段家ではきはきと話ができる子は大丈夫
ですので、ご心配なく。ちょっと心配なら、この3つのうち、一つ
だけ気をつけて、練習を聞いてあげてください。
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発行のまぐまぐのこのページに紹介していただきました。
http://education.mag2.com/osusume/
みなさんに紹介してくださいということでしたので、アドレスを
載せました。
こうして取り上げていただいたのも、毎週読んでいただいている
みなさんのおかげです。200週間も続くとは、思っていませんで
した。ほんとうにありがとうございます。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★