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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.206     2008/4/20  発行部数 1148
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。涼しい風は吹きますが、陽射しは初夏の色を帯びて
   きましたね。新しい学年が始まって2週間、お子さんの様子はいか
   がですか。
   
            (^o^) お手紙
   
    低学年では、いろいろなお知らせの文書を「お手紙」と呼ぶこと
   が多いと思います。
   
    新学期は、1年の中でも、特に「お手紙」が多い時期です。家に
   もって帰るものも多いのですが、学校に再提出するものも少なくな
   いでしょう。
   
    始業式初日から、家庭調書、健康個票のようなものの提出物があ
   りませんでしたか。
   
    その後も5月まで、健康診断の予診票からぎょう虫検査まで、毎
   日のように学校に持っていくものがあると思います。
   
    こういう提出物が期限をしっかり守って出されているかどうか、
   は、なかなか重要です。
   
    担任からすると、この時期は1年で最も忙しい時期。事務仕事が
   山積みです。そんな中、学級の提出物が期限内にさっと全員分そろ
   うことはとてもありがたいことなのです。
   
    ですから、次から次に提出物がそろっていくと、今年はよいクラ
   スになりそうだなあ、と単純に思い、やる気も出てきます。
   
    たった一人の提出忘れのために、書類が机に山積みになっていく
   こともあります。
   
    そういうことが積み重なるうちに、毎回毎回きちんと提出してく
   れる子のお父さん、お母さんがとてもよい人に見えてきます。
   
    1年間、子どもたちは「よい子」でいられる日ばかりではありま
   せん。でも、そういう日でも、「この子のお父さん、お母さんはよ
   い人だから」と思うと、その子を、安心して、長くゆったりした目
   で見ていることができます。
   
    人は18歳で一応の完成をするまで、必ず一度や二度は道をはず
   れそうになります。これは、人間の成長の上で、当たり前で大事な
   ことです。
   
    そういう時、お父さんとお母さんがよい人で、家庭が温かければ、
   子どもたちは、必ずまっすぐな道を歩くことができます。
   
    「お手紙」…細かいことのようですが、ほんとうの温かさって小
   さなことの積み重ねで、できあがっているんですね。ぜひ、「お手
   紙」の提出期限を大事にしてください。
   
    幻の名曲(^o^)「赤頭巾ちゃん秘密だよ」(作詞増田浩二、補作詞
   沢田勝美、作曲三浦友和)、私が歌っているのをネットで公開するこ
   とができました。お時間があったらぜひ聞いてください。
  http://players.music-eclub.com/?action=user_detail&user_id=343  
    


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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.207     2008/4/29  発行部数 1146
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。「新しい年」が始まって1ヶ月。お子さんは、生活
   のリズムに慣れてきましたか。
   
    「季節の小箱テーマソング〜赤頭巾ちゃん秘密だよ」を聞いてく
   ださってありがとうございます。三浦友和さんのファンにはお叱り
   を受けそうですが、私自身もずっと大事にしてきた歌なので、これ
   からも、歌っていきます。
   
     http://players.music-eclub.com/?action=user_detail&user_id=343  
   
             (^o^) 一気呵成
   
    新しいこと、というのは、いつでも楽しいものです。知らないう
   ちに夢中になっています。
   
    3年生も、新しいことにたくさん出会います。音楽ではリコーダ
   ー、書写では毛筆の授業。また、私の勤める学校では、図書室で自
   由に本を借りられるのが、3年生からです。
   
    私の教室では、休み時間も図書室で借りてきた本を読んでいる子
   がたくさんいて、リコーダーの音も聞こえます。
   
    図書室の本は、借りるのが楽しくて、1日に2回、3回と借りな
   おす子もいます。
   
    本当に読んだかどうか、ちょっとあやしい子もいますが、それは、
   この際おいておきましょう。今は、本をかりるという習慣が身につ
   き、いつも本を携えて生きることが自然なことになればいいのです。
   
    リコーダーも同じ。もちろん、美しい音で吹いてもらいたいので
   すが、今はそれも、おいておきます。リコーダーが手になじみ、リ
   コーダーを吹くのが、ごく当たり前のことになることが重要です。
   
    リコーダーはもちろん、本を読むことも、基礎的な力が必要です。
   基礎的な力が身につかなければ、どんなに興味を持ったことでも、
   長続きしません。
   
    基礎を身につけるには、ひとつ壁を乗り越えなければいけません。
   ある程度の苦労が必要です。ところが基礎というのは、後で身につ
   けようと思ってもなかなか大変です。興味を持った時に一気呵成に
   身につけておかなければ、あとで本当に苦労します。
   
    結局、人間、どんなことができるようになるかは、基礎を身につ
   けるのが速いか、興味を失うのが速いか、で決まってしまうのでしょ
   う。
   
    興味を失っても「根性」で乗り切れるという気丈な人はいいので
   すが、なかなかそうはいきません。
   
    普通の人が、基礎を身につけるには、
   ・それがめちゃくちゃ楽しくて、知らないうちに身についている
    か
   ・誰かに強制的に身につけさせられる
    のどちからの方法しかありません。
   
    同じ身につけるなら、前者の方がいいですよね。
   
    興味を持てている期間を少しでも長続きさせるために、「もう返
   すの?ほんとうにもう全部読んだの?」とか「リコーダーがへたく
   そで、ぴーぴー、うるさい」と言いたいところを、もうしばらく我
   慢してやってください。
   


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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
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    vol.208     2008/5/6  発行部数 1142
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    ゴールデンウイークは、いかがでしたか。お子さんは家族のクル
   ーとして、がんばりましたか。
   
    「速効!!よい子」の記事が、携帯電話でも読める新サービス「メ
   ルマガアーカイブ」がスタートしました。外出先での調べ物や、移
   動時間中の暇つぶしなどにご利用ください!
 http://a.mag2.com/0000129502
   
            (^o^) 不思議だなあ
   
    3年生の理科で、ホウセンカとオクラの種まきをしました。
   
    植物を育てる学習は、生活科でもやっています。3年生は、理科
   です。
   
    生活科と李下では、違いがいろいろありますが、理科でいちばん
   大事なのは、「不思議だなあ」という疑問を持つことです。
   
    小さな種が、やがて芽を出し、花や実をつけます。
   
    それをすなおに喜べる気持ちを持ってほしい生活科。
   
    それにびっくりして、なぜそうなるのか知りたいと考えてほしい
   理科。
   
    2年生と3年生、たった1年の違いしかないのに、こんなふうに
   求められるものは変わります。
     
   
    では、どうすれば、「不思議だなあ」という疑問を持つ子になる
   でしょうか。
   
    多分、それは、わりと簡単で、まわりの大人が、そういう言葉を
   口癖のように使っていればいいのです。
   
    世の中には、不思議なことがたくさんあります。自然現象のみな
   らず、社会現象では、どんな大人も、毎日不思議だと思っているこ
   とがたくさんあるはずです。ガソリンの値段のこととか…。
   
    大人になると、「不思議」を感じる力がなくなるという人がいま
   すが、私は違うと思います。
   
    大人になっても、子供の時と同じように、不思議なことにたくさ
   ん出会います。ただ、残念なことに、多くの人は、不思議なことに
   出会った時、「不思議だなあ」と思わずに、なんだか腹が立って怒
   ってしまうのです。
   
    自分の知っていることと違ったり、自分が考えつかなかったこと
   なので、腹が立つのでしょう。
   
    腹の立つのは一概に悪いこととは言えません。でも、腹が立つ前
   に一度、「不思議だなあ」と声に出してみてください。それを繰り
   返し子どもが聞いていれば、子どもも「不思議だなあ」が口癖にな
   ります。
   
    口癖は、脳を支配します。新しいことに出会った時、不思議だな
   あと自然に口に出る子は、それだけで、科学者です。
    


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    vol.209     2008/5/10  発行部数 1141
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    こんにちは。昨日は遠足でした。曇っていたのに紫外線は多いの
   ですね。学校に戻ると、「酔っぱらってるみたい」と言われました。
   顔が真っ赤だったようです。大人にとって有毒な紫外線も、子ども
   の成長にはある程度必要なようです。お子さんは外で元気に遊んで
   いますか。
   
    赤頭巾ちゃん秘密だよ、を聞いてくれてありがとうございます。
   アクセスしてくれる人が毎日いるので、カウンターが増えるのが楽
   しみです。
   
    http://players.music-eclub.com/?action=user_detail&user_id=343 
   
         (^o^) うちの子のよいところは
   
    家庭訪問の最中です。いつものように、「お子さんのよいところ
   を教えてください」と前もってお願いしてあります。
   
    お父さんと話し合い、10分では話しきれないほどたくさん子ど
   ものよいところを紙に書いて待っていてくれるお母さんもいますが、
   ほとんどのお母さんは、「さあ、どうでしょう。いいところと言わ
   れても困ります」というお母さんが多いですね。
   
    日本人が日本人に身内の自慢をするのは、やはり民族の性格上、
   難しいですね。
   
    でも今回、とてもすてきなお母さんに会いました。
   
    「うちの子のいいところ、と言われて何も思い浮かばなかったの
   ですが、先日、とってもうれしいことがあったんですよ。」と、そ
   のお母さんは話し始めました。
   
    「夕食の支度をしていたら、急に、手伝うことない?と言って、
   テーブルを拭きはじめました。今まで、こんなこと、なかったよう
   な気がして、とてもうれしかったです。」
   
    実は、私もこのことを話したいと思っていました。その子は、給
   食の時、一所懸命働く姿が素晴らしいのです。
   
    どうすればこんなふうに進んでみんなのために仕事をするように
   なるのか、家庭教育の秘密を聞きたいと思っていました。
   
    きっとこの子は以前から、きちんと家の仕事をしてきたはずです。
   でも、お母さんにこういう言われ方をすると、まるで、私が担任す
   るようになってから、その子が成長したような気分になって、ちょ
   っとうれしく感じます。
   
    でも、何よりも素晴らしいのは、自分の子のよいところを見つけ
   た時に、うれしかった、という言葉で表していらっしゃるところで
   す。
   
    この子が生まれてくれて、幸せだなあ。少しずつ成長してくれる
   のを見るのが毎日うれしいなあ。
   
    こんなふうに感じて子育てをしているから、このお母さんは、自
   分の子どもの行動を見て「うれしい」という言葉が自然に出てくる
   のでしょう。
   
    子どもが生まれてくれたことに感謝の気持ちを持つ。子どものお
   かげで自分の今が本当に幸せだ、と思うことが、子どもの自慢を素
   敵な言葉で表すこつのようです。
   
    この子がいて自分は本当に幸せだ、という気持ちで心をいっぱい
   にして先生と話してみてください。お子さんの素晴らしさは、先生
   にまっすぐ伝わるはずです。
    


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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.210     2008/5/18  発行部数 1140
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。家庭訪問は終わりましたか。
   
    男の先生は初めてなので緊張します、とあるお母さんから家庭訪
   問の時に言われましたが、私もいつも緊張してしまいます。お子さ
   んのよいところ、伝えられましたか。
   
    今日は、誕生日です。こんな年になっても、誕生日はうれしいで
   す。両親が私の誕生日を大事にしてくれていたからだと思います。
   とても感謝しています。
   
           (^o^) 墨を拭く
   
    この話は以前書いたような気もするので、もうわかっていると思
   われたら、ごめんなさい。
   
    3年生の書写の授業には、初めて毛筆が入ってきます。子どもた
   ちは楽しみにしてくれていますが、これが大変。
   
    今年も2回授業で扱いましたが、2回とも、墨をこぼして大騒ぎ
   になりました。
   
    机、バッグ、床、今日はとうとう教科書まで真っ黒け。でも、こ
   ういう大変な状況だからこそ、よいことも起こります。
   
    教科書を真っ黒けにして、机と床を墨だらけにした女の子のもと
   へ雑巾とバケツを持って駆けつけたのは、男女合わせて8名。休み
   時間になっても一所懸命拭き掃除を続けています。
   
    3年生は、こうして友達の困難にすぐに気づく子、まだ気づかな
   い子がいます。それは、個人の成長の早さの違いもあるので仕方の
   ないことです。
   
    そういう中で、ちょうど真ん中と呼べる子がいます。その場に行
   ったのだけれど、何もしない子。その事件が気になっているのに、
   その場に行けない子、です。
   
    それぞれにいろいろな事情(友達関係など)があるのですが、助
   けたいのにすぐに行動できないことの裏には、どうすればいいかわ
   からない、自信がない、ということが考えられます。
   
    これは、経験量の差です。汚れた所を掃いたり、拭いたりするこ
   とを、体が覚えるくらいたくさん経験している子は、すぐにその場
   にやってきて、仕事を始めます。
   
    家のお手伝いをたくさんする、家事を家族といっしょにする、と
   いうのは、こういうところで、「実力」を発揮します。
    
   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★
   
   
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