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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.216     2008/6/28  発行部数 1104
   ===========================================================
       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。私の勤める学校の7月の歌が「しゃぼん玉とんだ」
   になりました。(音楽委員会担当の先生に頼んで、委員会の子どもた
   ちが今月の歌を決める時の候補曲にむりやり入れてもらったら、子
   どもたちが選んでくれました。(^o^)
    http://www.at-s.com/bin/musi/musi0110.asp?id=C3831 
    もしよかったら、お聞きください。
   
    赤頭巾ちゃんも200人くらいの方に聞いていただき、ほんとに
   うれしかったです。
    http://players.music-eclub.com/?action=user_detail&user_id=343 
   
          (^o^) 不思議をきちんと口にする 
   
    3年生の国語の教材に「めだか」という説明文があります。
   
    小さなめだかが、どうやって生き延びているかが書いてある説明
   文です。
   
    めだかは恐ろしい敵から身を守るために、
   @ 敵のあまりいない水面近くでくらしている。
   A 敵が近づいてきたら、さっと逃げるスピードを持っている。
   B 敵が近づくと、川底の砂を巻き上げ、隠れる。
   C 危険がせまったら、いっせいにあちこちに逃げ、敵の目をくら
    ます。
   
   のだそうです。
   
    ここを読んでいると、A子さんが、
   「@でせっかく敵の少ない水面近くにいるのに、なぜ、わざわざ川
   底まで行くの?」
   と言いました。
   
    これは、とてもよい質問です。
   
    こういう子は、もともと頭がいいのでしょうか。私はそうは思っ
   ていません。ほったらかしにしたら、こういう質問ができる子には
   なりません。
   
    子どもはいろいろな体験の中で、不思議に思うことをたくさん見
   つけます。これは自然なことのようです。
   
    しかし、それをきちんと疑問、質問として話せるかというと、そ
   れは自然まかせでは無理です。
   
    では、どうすればいいかというと、大人が「これって不思議だよ
   ね」と例文をたくさん言ってやればいいのです。
   
    お子さんが見つけた不思議なことでもいいし、お父さん、お母さ
   んが見つけたことでもいいので、不思議に思ったことは、こんなふ
   うに疑問、質問として言うことができるということを、大人が例文
   で示してあげましょう。
   
    そうすれば、子どもは、自分の不思議に思ったことを、きちんと
   した言葉で話せるようになります。
   
    最近、お子さんと散歩する時間はありますか。日没がいちばん遅
   い時期なので、夕方の散歩は気持ちがよくて、「不思議」にもたく
   さん出会えます。
   
    さて、A子さんの質問が、なぜよい質問なのかは、来週覚えてい
   たら、書きますね。
    


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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.217     2008/7/5  発行部数 1112
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    こんにちは。7月になったら、突然猛暑が始まりました。これか
   らが、教室は1年の中で一番厳しい日々です。この中で一所懸命勉
   強する子どもたちは本当にえらいと思います。
   
    この暑さの中ですが、あちこちの教室から「しゃぼん玉とんだ」
   が聞こえてくるので、いい気持ちです。
     http://www.at-s.com/bin/musi/musi0110.asp?id=C3831 
   
          (^o^) 小さな言葉に気づく
   
    先週の続きです。
   
    A子さんの質問
   
    「せっかく敵の少ない水面近くにいるのに、なぜ、わざわざ川底
   まで行くの?」は、本文をよく読むと答えがわかります。
   
    めだかは敵のあまりいない水面近くに「くらしている」のですが、
   
    「敵が近づいた時」は緊急事態なので、川底にも行くのです。
   
    A子さんの質問のおかげで、重要な言葉を読み飛ばさずにすみま
   した。
   
    子どもたちは、こういう細かい言葉に気づきながら、読書生活を
   豊かにしていきます。
   
    文章のおおまかな意味がわかることも重要ですが、小さな言葉の
   中に隠れているいろいろなことを見つける力が身につくと、心も豊
   かになります。
   
    怒っている時、哀しい時、持っている言葉が足りないと、あとは
   他人や自分への暴力に訴えるしかなくなります。それによって起こ
   る事件は後を絶ちません。
   
    子どもが読書をすれば、それだけで語彙が増えると勘違いされや
   すいのですが、子どもは読書をしただけでは語彙は増えません。
   
    こういう国語の授業で友達と意見を交換したり、大人と話をした
   りする中でこそ語彙は増えていくのです。
   
    ですから、小さい頃から、一人でテレビ、ビデオを見たり、ゲー
   ムをしたりする時間が長い子は語彙が増えず、残念なことに心が枯
   れ、荒れていきます。
   
    テレビ、ビデオ、ゲームが悪いのではありません。子どもが一人
   きりでやるのが毒なのです。
   
    大人とわいわい言いながらテレビを見たり、ゲームをしたりすれ
   ば、子どもの語彙は増えていきます。
   
    夏休み、お子さんは学校へ行っている時よりも大人とおしゃべり
   する時間は増えますか。それとも一人ぼっちでテレビの前にいる時
   間が増えますか。
   
    よい夏休みになるよう、今から準備をしてください。
   


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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.218     2008/7/11  発行部数 1113
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    こんにちは。私の担任するクラスは、先月、皆出席、無遅刻、無
   早退でした。五月も一日一人が休んだだけでした。たったこれだけ
   で、担任はたまらなくうれしくなります。
   
    朝起きるのが嫌な朝もあったでしょうが、きっとお父さんやお母
   さんが励ましてくれたんだと思います。
   
    急に暑くなったり、夜が涼しかったりする季節の境目です。健康
   にだけは注意してあげてください。
   
           (^o^) すごいなあ
   
    自己啓発本の中に出てくる言葉で、アファメーションという言葉
   があります。
   
    自分に対して語りかける肯定的な宣言の言葉のことだそうです。
   
   
    毎日これを繰り返していると、潜在脳に刻み込まれ、自然に前向
   きな人間になれるということです。
   
    でも、なかなか、本に書いてある通りにはならないこともあるよ
   うです。「ほんとうはだめなんじゃないか」という雑念が混じって
   しまうからでしょう。
   
    ところが、これがすぐに効く人たちがいます。十歳までの子ども
   たちです。
   
    学校の先生は、毎日、子どものよいところはどこか、と探してい
   ます。見つけたことを口に出すだけで、子どもはどんどんよくなっ
   ていきます。
   
    「すごいなあ」と思ったことを、思ったとおり「すごいなあ」と
   言ってやるだけで、子どもたちは、ほんとうに「すごい子」に変わ
   っていきます。
   
    しかも、その変化が日ごとにわかるので、こちらも生きているの
   が楽しくなります。
   
    「ほめて育てろと言われますが、親にとってはむずかしいことで
   す。」とか
   
    「先生の言うことは聞いても、親の言うことはききません。」と
   
   
   嘆いていらっしゃるお父さん、お母さんに時々出会いますが、それ
   は違いますよ。
   
    子どもは、お父さんとお母さんの言葉で形作られているんです。
   
   
    「いい子だなあ」と感心させられる子どものお母さんは、そろっ
   て、私と会った時に、幸せそうな顔で笑っていらっしゃいます。
   
    きっとお子さんの前でも、こういう顔をたくさんしているんだろ
   うなあ、と思います。
   
    よい子に育てるアファメーション(とは言わないのかもしれない
   けれど)は、お父さんとお母さんの幸せそうな笑顔と声と言葉です。
   
   
    無理にほめなくていいんです。お父さんとお母さんが「この子が
   いて幸せだなあ」と思っていれば、「よい子」になります。
    


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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
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    vol.219     2008/7/20  発行部数 1112
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    こんにちは。夏休みの始まった地域もあるようですね。私の勤め
   る学校はあと1週間、フルに勉強、勉強(^o^)です。
   
    「赤頭巾ちゃん秘密だよ」毎日世界中のどこかで誰かが聞いてく
   ださるみたいで、毎日アクセス数が伸びています。ホームページ
   「季節の小箱」もアクセス数90000を越えました。いつも気にか
   けてくださって、ありがとうございます。
   
    読者の方が、本を出版されました。
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   言葉には、あなたを幸せにする力があります。
   読んで、となえて、幸せになれる60の教えと28の言葉
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   この方、角さんのメルマガにはいつも励まされています。
   
           (^o^) 響く声
   
    梅雨の間、子どもたちは外へ出られなくて大変でした。
   
    動きたくてたまらないエネルギーを持て余し、休み時間に、廊下
   を走ったり、教室で大騒ぎしたりするたびに先生方からお目玉。
   
    でも、とうとう梅雨も明けたようです。これで思いっきり、外で
   走り回り、大声で友達と遊べます。
   
    先日、放課後の運動場から大きく響く子どもの声が聞こえてきま
   した。
   
    全校児童が下校し、一度家に帰ってから遊びに来た男の子たちの
   声で、いちばんよく響いていたのは、私のクラスのA君の声でした。
   
   
    A君はやんちゃな男の子で、いつも叱られる「いたずら坊主軍団」
   の一人で、声は大きい子ですが、この日放課後の運動場に響く声に
   は驚かされました。運動場の向こうの端からきれいに響いてきたの
   です。   
   
    サッカーで遊んでいて、遠くにいる子に呼びかける声でした。こ
   ういう声は、心がリラックスし体の力が上手に抜けていて、おなか
   から出た音が体を楽器のように震わせていなければ出ません。
   
    この時の声の出し方で歌を歌ったら、素晴らしい歌になるでしょ
   う。
   
    音楽の授業で、子どもたちに発声を教えますが、子どもたちはこ
   うした一番自然な姿の時に、最高の声を出すのだとわかりました。
   
   
    ところで、子どもたちは全員、毎日こうしたリラックスして大き
   な声を出す機会を持っているでしょうか。
   
    人は子どものうちに(特に10歳までは)毎日リラックスして大
   きな声を出す時間が必要だと思います。それが自然に内臓や腹筋を
   鍛え、体を(それにつられて心も)のびのびと大きくさせるからで
   す。
   
    どんなにおとなしい性格の子も、リラックスして大きな声を出す
   習慣が必要です。
   
    夏休み、機会があったら、お子さんがどれくらい自然に大きな声
   で笑ったり話したりできるか調べてみてください。それが親子でで
   きる場を作ってみてください。
    


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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.220  2008/7/28  発行部数 1112
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。すごい暑さです。お子さんは元気に外へ出ています
   か。
   
    今月は「しゃぼん玉とんだ」をたくさんの人に聞いてもらえまし
   た。ありがとうございます。
   
            (^o^) ナビになれるかな
   
    夏休みを迎える前日、子どもたちは、「夏休みは○○へ行く」と
   家族旅行の計画を披露し合って盛り上がっていました。
   
    毎年書きますが、家族旅行は、家族の一員としての仕事を持つ入
   り口に最適です。
   
    キャンプ等、アウトドアを家族で楽しむ時には、子どもたちにそ
   れぞれの役割を持たせるのは割合簡単ですが、普通の温泉旅行でも、
   日帰りの遊園地旅行でも、子どもたちに役割を持たせることは可能
   です。
   
    低学年には自分の管理、中学年には「記録係」、高学年には「ナ
   ビゲーター」「会計」などを任せてはどうでしょう。
   
    低学年では、まず自分の荷物をきちんとすること。一泊以上の旅
   行では、自分の衣類をしっかりたたむことをさせるだけでも、大き
   な進歩が見られます。
   
    それができたら、自分のチケットは自分ひとりで買ってみる、な
   ど、一人でできることをたくさんさせましょう。
   
    さらに余裕があったら、お小遣いを現金でまとめて持たせて、旅
   行期間中の自分のお金の管理をさせましょう。
   
    中学年では記録係はどうでしょう。行った先々の地名の記録をす
   るだけでも力がつきます。
   
    ガソリン代などを含めた交通費、宿泊代の記録もさせると、子ど
   もの家族旅行に対する目も違ってきます。
   
    写真の記録もまかせてみませんか。家族の笑顔をたくさん意識し
   て見られる子に育ちます。
   
    また、家族全員集合の写真を撮るために、見知らぬ人に「シャッ
   ターを押してください」と頼むことも、よい経験になるでしょう。
   
   
    高学年になると、旅行のある部分や全体のプロデュースを任せる
   ことも可能です。まず、計画の段階から、話し合いに参加させましょ
   う。
   
    ただ行きたいところを勝手に述べるのではなく、予算、時間、家
   族それぞれの楽しみという条件を考えた意見を言わせてみましょう。
   
   
    旅行中、簡単なところでは、ドライブのナビ役、鉄道旅行の乗り
   換えの案内役ができます。
   
    それに慣れてきたら、計画の段階で道や電車を選んだりすること
   も任せてみましょう。
   
    経験をたくさん積んだら、旅行のプロデューサーになってもらい
   ましょう。
   
    隣町の動物園に行くだけでも、子供にとっては楽しい家族旅行で
   す。楽しい時間に経験したことは必ず子どもの能力アップにつなが
   ります。
    
   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★
   
   
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    ★ http://www2.tokai.or.jp/kisetu/
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