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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.232     2008/10/19  発行部数 1123
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。秋晴れの気持ちのいい空に、夜はきれいな月。生き
   ているのがうれしくなりますね。
   
          (^o^) 「1杯」はなんと読むか
   
    国語、算数、理科、社会…、もちろんどの教科も大事ですが、日
   本で勉強する限り、国語の力がなければ、他の教科はどうしようも
   ない、というのも事実です。
   
    先日、授業で扱ったテスト問題に「何杯ですか」という問題があ
   りました。
   
    子どもたちは、杯という字はまだ学習前で書けないので、答えは
   数字と平仮名で書いてきます。
   
    1ぱい、2はい、3ばい、4はい、5はい、6ぱい、7はい、8
   ぱい、9はい、10ぱい。
   
    こうなるはずですが、こうならない子が何人か出てきました。
   
    1ばい、2ばい、…
   
    こういう子が一人きりではなかったので、心配になって、みんな
   に聞いてみました。すると、ほとんどの子が、こう書いてあること
   を「おかしい」と言いました。
   
    このように書いた子にも、1杯から数えてごらん、と言うと、ど
   の子も正しく唱えることができました。
   
    「話し言葉」では正しく習得できているものが、正しい「書き言
   葉」になっていないということです。
   
    大人も子どもも、「書く」という習慣がずいぶん減っていますね。
   
    言えても書けない、ことは大人でも、あるかもしれません。
   
    30年近く小学生を見てきて、たった一人だけ、小学生なのに文
   章力で僕は勝てないかもしれないという子に、数年前出会いました。
   
    その子の文章力の秘密は、小さい頃から続けている「お母さんと
   の交換日記」にありました。その子は、交換日記によって、書くこ
   とが好きになり、5年生にして、僕をうならせる文章力を身につけ
   たのです。 
   
    その子は、もちろん、他の教科でも、まったく苦労していません
   でした。
   
    今回の算数の例は、言葉の間違いによって算数の学習ができなく
   なった、という例ではありませんが、この先、言葉が不確かなこと
   によって、他の教科に悪い影響がでることは、この事例からも想像
   に難くありません。
   
    お子さんは正しく言葉を使っていますか。お子さんの文を最近読
   んだことがありますか。今までお子さんに手紙を何通くらい出して
   いますか。
    
   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★