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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.239     2008/12/7  発行部数 1097
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。先週もたくさんのお便りをいただきました。
   
    その中から「聴く」ことに関してのお便りを一部紹介いたします。
   
   ○いつも、なるほどなぁ〜〜って思いながら読ませていただいてお
   ります。
   今朝も子供に指示を出してから「聞いてる?」って怒鳴りつけてし
   まい、反省しています。
   子供が私の話を聞き流すのは、あまりにも細かいことをごちゃごちゃ
   と言い過ぎたせいかなって思っています。
   今日のメルマガを読んで、ちゃんと聞いている時を認めて、聴く力
   を育てていきたいと思います。
   
   ○ついつい「聞いてるの!」なんて言ってしまいますが
   こちらが、喜びを感じて話ができれば、そんなこと言わなくても聞
   いてもらえますね。
   こうじ先生の「話すよろこび、聞く幸せ」と聞いて、
   私も心がけようと思います。
   
   ○話し上手は聞き上手、会社の部下にもお客様との会話で傾聴姿勢
   が重要と教えています。
   
   ○「はっ!」と気づかされました。
   そうなんですね、発表することばかりが良いことのように思ってい
   ました。
   次の参観の時は、聞いたり、考えている姿をみてみます。
   ちょっと楽しみになりました。
   
   ○参観日に発表できるかと見ていた自分を再認識しました。
   理解して聞くことも重要であり、褒めることに値することだと思え
   ました。
   ありがとうございます。
   
    忙しいという言葉で、私もいつしか、待つのを忘れている時があ
   ることを、今回のみなさんのお便りで、反省しました。
   
            (^o^) 小さな決断
   
    全校児童集会がありました。集会が終わると、6年生のアナウン
   スが流れます。
   
    「担任の先生の指示に従って、教室にもどってください。」
   
    私は、何も指示しません。クラスの子どもたちは、周りを見て、
   順番を守って、静かに教室に向かっていきました。
   
    何でもない、簡単なことのように思えますが、、自分で判断して
   全校児童の中で間違いのないように行動するというのは、子どもに
   とって、なかなか難しいことです。
   
    4月の最初の頃から、私は指示を出しませんでした。子どもたち
   は、困っていました。困った子どもたちがとった方法は、隣りのク
   ラスの先生に聞くことでした。
   
    「隣りの先生に聞くという方法を自分たちで選んだのは、えらい。
   でも、情けないなあ。」
   
    教室に戻ってきた彼らにはこう言いました。
   
    それから、何度か同様のことがあり、最近では、誰にも相談しな
   いで、自分たちで動き出す決断ができるようになりました。
   
    子どもが大きくなったら、立派な一人前の大人になってほしいと
   思います。
   
    一人前として認められるには、いろいろな力が必要ですが、「責
   任を持つ」という力はとても重要です。
   
    責任を持つ力は、「自分でやる」と、自分で決断できるところか
   ら始まります。
   
    どんな力も同じですが、一夕一朝で身につく力はありません。
   
    決断する力も同じです。
   
    小さな頃から、小さな決断を繰り返し、成功したり、失敗したり
   しながら、少しずつ身につけていくことが大事です。
   
    小さな成功の積み重ねが自信になり、大きな力を生みます。
   
    たとえ失敗しても、14歳までの脳が経験する小さな失敗は、必
   ず心にプラスになるようにできています。
   
    自分の忙しさを理由に、子どもに指示をたくさん出して、活動を
   スムースにしようという気持ちが、以前はあったことが、今わかり
   ます。
   
    子育ての時期のお父さん、お母さんは、子育て以外でも、人生の
   中でいちばん忙しくて、いちばん時間が足りない時だというのは、
   経験上、私にもよくわかります。
   
    そこを敢えて、子どもの小さな決断を待つゆとりを持つことも、
   ちょっとした子育てのこつなのかもしれません。

    小さな決断を、おこさんがするまで、ちょっとの間、待ってやって
   みませんか。

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   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★