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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.257     2009/4/10  発行部数 1126
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。学校が始まって1週間。お子さんの様子はいかがで
   すか。
   
    「子ども自慢」に、こんなお便りをいただきました。
   
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    今日お父さんが単身赴任のため、旅立ちます。娘はさよならを言
   わなくてもいいように、友達と遊ぼうと計画しました。しかし友達
   とは都合があわず、駅までお父さんを送っていくことにしました。
   
   
    泣きたいのを我慢しつつ、我慢ができなくなった時、改札でくる
   っと向きをかえて、帰って行ったとのこと。(父親談)
   
    家には泣きながら帰ってきました。
   
    よくがんばったと思います。ここ数日間のいろんな感情を自分な
   りにうまくコントロールできたと思い、我が子の成長を自慢しちゃ
   います。
   
                             わかめ
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    想像しただけで、ちょっと泣きそうです。
   
    子育ての中には、本当に宝石みたいに、こういうエピソードが眠
   っていますね。
   
    もちろん匿名でけっこうですから、思い切って、お子さんの話を
   お寄せください。
   
          (^o^) 幸せそうに話す大人
   
    ブログ「大好きだよ」にも書きましたが、今年の入学式は、ほん
   とうにいいものを見ました。
   
    新入生のある女の子が、入学式の間、ずっと素晴らしい態度でい
   たのです。
   
    私の文章力不足で、くわしく説明できませんが、その子は、無理
   してじっとしていたわけではありません。
   
    面白い話には、にこにこ笑い、来賓紹介の場面では来賓の方を覗
   くように見、担任発表の時には、どきどきした様子が手に取るよう
   にわかる動きをしていました。
   
    ただ、他の子と違ったのは、
   
   ずっと話を聞いている様子だったこと、
   
   足がしっかりと床についていたこと
   
   でした。
   
    たった6年しか生きていない子が、1時間の式を、大人のように、
   いえ、多分普通の大人でもできないような集中力を発揮し、式に似
   合った所作をしていました。
   
    この仕事を始めてから30回目の入学式ですが、これほど驚き、
   うれしくなったのは初めてです。
   
    中でも素晴らしかったのは、この子の所作が、厳しく躾けられた
   もののようではなく、自然な動きに見えたことです。
   
    この子のお父さん、お母さんには、まだこの秘密を聞いていない
   ので、今は想像するだけですが、この子のまわりには、落ち着いた
   大人の会話をする人たちが多いのではないかと思います。
   
    人の話を聞くというのは、とても大事なことですが、一朝一夕に
   はできないことです。
   
    子どもの周りにいる人たちが、いつも落ち着いて、幸せそうに話
   をしていると、子どもたちの耳と心は、そちらに集中するようにな
   ります。
   
    多分、この子の周りには、そういう大人がたくさんいるのではな
   いかと思います。(同じ幸せそうな話でも、テレビはだめです。テ
   レビは大人にはいい薬ですが、子どもには毒です。くわしくはバッ
   クナンバーをご覧ください)
   
    そういう内面の力を養うと、出てくる所作もすてきなものになる
   のでしょう。
   
    いつか、この子が6年間にどのように育ったかを聞けた時には、
   またこの紙面でお知らせします。
   
    お子さんの自慢と共に、いろいろな場所で見つけた子どもたちの
   よいところも、お知らせいただけるとうれしいです。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★