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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.263     2009/5/23  発行部数 1131
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。新型インフルエンザのために、修学旅行に行けなく
   なった子どもや、それを決断せざるを得なかった先生たちは、本当
   にお気の毒です。
   
    先週の「弟の宿題」にこんなお便りをいただきました。
   
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    今日の話題。全くそのとおり!!
    これは、私が学生時代、家庭教師をした経験から、人に教えるこ
   とによってその知識が完璧に自分のものになると気づきました。
    小さい兄弟に教えるのもいいことだし、クラスの友達に教えるの
   もいいことと思います。 なさけはひとのためならず、です。
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    こうしたお便りをいただくと、翌号もやる気が体に充満してきま
   す。
   
    さて、もう1通
   
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   いつも鬼母の角をひっこめてもらっている感じです。有難うごさい
   ます。
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    これは、ご謙遜でしょうが、このお便りで、「うまく叱れなくて
   悩んでいる」というお話をあるお母さんがされていたのを思い出し
   ました。
   
         (^o^) どうやって叱るか
   
    「子育ての専門書」をしっかりと読んだことがないので、よくわ
   からないのですが、そういう類の本には、「こんな言い方で…」と
   か「こんなタイミングで…」と、叱り方の技術が書いてあるのでしょ
   うか。
   
    そのお母さんは、いろいろ読んでいらっしゃったようで、あれも
   これもうまくいかない、と悩んでいらっしゃいました。
   
    これは、私の勝手な考えですが、叱り方に技術は関係ないと思い
   ます。
   
    私は、父と母から叱られた記憶がほとんどありません。
   
    でも、両親が口をすっぱくして私に言い続けたことが2つありま
   す。
   
    それさえ守っていれば、叱られることはありませんでした。
   
    高校へも行っていない両親ですが、人間とはこうして生きていか
   なければならない、という信念があったようです。それをきちんと
   守っていれば、きちんとした人間になれると思っていたのでしょう。
   
    両親自身もこの2つを守って生きているというのが、子供心によ
   くわかりました。
   
    もし、これを私が守らなかったら、きっと両親は怒り、叱り、悲
   しんだと思います。
   
    叱ることについて、こんなふうに考えればいいのではないか、と
   思います。
   
   ○子どもに、こうなってほしいという願いの中で、親は仕方なく子
   どもを叱る時がある。
   
   ○でも、あらかじめ、それを口をすっぱくして伝えておけば、親も
   子どもも「叱る場面、叱られる場面」に遭遇しなくてもいい。
   
    お子さんに伝えたいことをいちばんシンプルな言葉にすると、ど
   うなりますか。
   
    その言葉を毎日お子さんに伝えれば、叱り方で悩むこともなくな
   るでしょう。
   
    両親が口をすっぱくして言い続けた2つのことは、私の心の奥に
   しっかりと根をはり、僕の人生を豊かにしていると、今、感じます。

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