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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.270     2009/7/11  発行部数 1175
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。先週号には、たくさんのおたよりをいただきました。
   ありがとうございます。
   
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    子供の参観、懇談会は面倒だけれども、何か意味があると思って
   なるべく参加するようにしてきました。
    中学生の子供は「来なくていい!」といいますが、うるさいババ
   ァと思われてもいい、参観、懇談会に行こうと思いました。
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    双子の子どもがいますが、クラス懇談会は全部出ています。今は
   幼稚園ですが、来年小学校に入れば、もっと大変になるだろうなあ。
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    私はフルタイムで働いていますが懇談会は保育所から何とか全て
   参加してます。
    恵まれた環境ではありますが休むのは大変です。3時間だけ仕事
   をして早退したりです。
    今回、読んで息子たちに誉められたみたいでとても嬉しくて涙し
   てしまいました。ありがとうございます。まだまだ小学校も長いけ
   ど頑張って出席します!!
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    先生の悪口やよその子の悪口を言う人が多くて、お母さん同士で
   話をするのがとても嫌です。
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    懇談会に出たら、「初めての人」に声をかけてみませんか。
   
    全体の雰囲気が今は苦手でも、行く度に一人ずつ素敵な人と知り
   合っていくと、ある日突然、昨日まで想像もしなかったよいことが
   起こります。
   
    小さなことを積み重ねると、幸せはある日突然やってきます。
   
    幸せは人の手を介してやってくるからです。
   
            (^o^) 自分だけ違う
   
    今担任しているクラスには、外国語を自由に操れる子が二人いま
   す。
   
    私から見れば、うらやましい限りですが、本人達には、どうもそ
   うではなかったようです。
   
    自分から外国語を話すことはもちろん、「みんなに少しだけ教え
   てほしい」と私が頼んでも、なかなか外国語で話そうとはしません
   でした。
   
    二人にとって、外国語が話せることは「みんなと違う」ことで恥
   ずかしいことだったのです。
   
   ○人と違うということは、人が持っていない能力を持っているとい
   うこと
   
   ○それは、みんなのために使うと自分の魅力になる
   
    この話を何回か繰り返すうちに、二人は、外国語で話せることが
   いいことだと思ってくれるようになってきました。
   
    「空気を読む」
    「歩調を合わせる」
    「まわりを見て自分の間違いに気付き、自分を正す」
   
    これらは、「人の幸せを大切にする」ために、大事なことです。
   
   
    ただ、このことと、「他人と同じことをする」ことは違います。
   
   
    しかし、子どもたちは、この二つを混同して考えがちです。
   
    昔、掃除がとても好きで、上手な子がいました。
   
    残念なことに、その学級では、「掃除を真面目にやるのは、かっ
   こ悪い」という雰囲気が充満していました。
   
    その子は、その雰囲気に合わせるために、掃除をしっかりやって
   いないふりをするようになりました。
   
    本当にもったいないことです。掃除が好き、掃除が上手なんて、
   とっても魅力的なことじゃないですか。
   
    お子さんが、人と違うところはどこですか。
   
    それは、必ずしも、他の子と比べて「優秀」なところである必要
   はありません。
   
    たとえば、「うちの子は、大きい声で歌うけれど、音が外れてい
   る」でも、いいんです。
   
    大きな声で歌えるのは、歌が好きだからです。
   
    何かが好きな子は、ぴったりの指導者に出会った時に、突然その
   力を発揮できるようになります。
   
    人と違うところが、お父さん、お母さんの目に少しでも輝いて見
   えたら、
   
   お子さんが自信を失う前に、
   
   お父さん、お母さん、
   
   「ここは、ほんとうにあなたのよいところだね」と毎日お子さんに
   言い続けてくださいね。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★