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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.277     2009/8/30  発行部数 1173
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。お子さんはどんな夏休みでしたか。
   
    小学生、特に低学年の子は、1ヶ月で、見違えるほど「大人」に
   なっていることが多くてびっくりします。そういう子は、きっと夏
   休みに素敵な体験をしたのでしょうね。
   
          (^o^) 幸いプラモデルだった
   
    お父さん、お母さんが子どもの頃は、どんなおもちゃがありまし
   たか。
   
    今の子供たちの生活と、私が子どもの頃の生活のいちばんの違い
   は、テレビゲームというおもちゃだという気がします。
   
    何が違うかというと、おもちゃを作ったり改良したりできるかど
   うか、という点です。
   
    私が子どもの頃にあったおもちゃは、どのおもちゃも、目で見て
   わかる仕組みでしたから、遊びなれると改良したくなります。
   
    また、今のテレビゲームのように世界が完結していないので、い
   ろいろな工夫をして遊びを発展させます。
   
    また、ほしくても高価で買ってもらえないおもちゃは、自分で作
   ったり代用したりしなければなりませんでした。
   
    (G.I.ジョーは高くて買ってもらえないから、違う人形に自分で作
   った戦闘服を着せたり、サンダーバードやシュピーゲル号をダンボ
   ールや木で作ったのを思い出しました。)
   
    また、プラモデルやプロペラ式のゴム飛行機は、もちろん、自分
   で作らなければ遊べません。
   
    テレビゲームをほとんどやったことがないので、よくわからない
   のですが、今のテレビゲームに、「作る」とか「創る」という余地
   は残されているのでしょうか。
   
    パソコンの黎明期には、小学生がゲームのプログラミングをして
   賞をとったという噂も聞きましたが、最近はそういう話題もないよ
   うですし、ゲーム機を分解して遊んでいるという子どもにも出会っ
   たことがありません。
   
    プラモデルも、当時の大人からは、キットを張り合わせるだけで
   創造性がないと言われていたと思います。
   
    でも、正確に組み立てるには小学生にとってかなりの技術が必要
   でしたし、100円のぜんまい車のレースに出るために、速く走る
   よう改良に改良を重ねたのを今も思い出します。

    テレビゲームは、他の人が作った答えを見つける、という作業の
   ようではないですか。

   
    テレビゲームのことがよくわからないので、外れていたら申し訳
   ないのですが、
   
   「食べる」に例えて言うと
   
   私より以前の、野山で遊んでいた子たちは、食材を採取したり育て
   たりするところから始め、
   
   私のようにある程度おもちゃが与えられた子たちは、スーパーで食
   材を買い、料理するところから始め、
   
   今、テレビゲームをしている子たちは、食卓に並べられた料理を食
   べるところから始めている、
   
   そんなふうに感じます。
   
    私は子どもの頃、商店街の裏通りで育ったため、野山を駆け回る
   経験をしたことがありませんが、それでも、ぎりぎり、子どもの頃
   プラモデルやボードゲームが経験できてよかったと思います。
   
    お子さんは最近、自然の不思議に出会いましたか。最近、何かを
   作っていましたか。

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