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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.280     2009/9/19  発行部数 1176
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。風が秋の肌触りになりました。
   
    いつもお便りをたくさんいただき、感謝しています。なかなか、
   ご要望にお答えする機会がありませんが、これからもよろしくお願
   い致します。
   
         (^o^) 社会科の教科書を読む
   
    5連休です。お父さん、お母さんはお忙しいかもしれませんが、
   お子さんは、休日です。
   
    旅行などを計画されているご家族もいらっしゃるでしょうが、み
   んながみんな、そうする必要はありません。
   
    でも、せっかくの5日間ですから、何か、いつもと違うことをし
   てみませんか。
   
    たとえば、お父さんとお母さんが、お子さんの教科書を読んでみ
   るというのはどうでしょう。
   
    日頃、「勉強しなさい、宿題は終わったの」という台詞しか聞け
   ないお母さんが、自分の教科書を声を出して読んでいる、なんて、
   とっても特別なことです。
   
    きっとお子さんは、この日を忘れません。
   
    教科書は、どれを読みましょう。
   
    いつも子どもが宿題で読んでいる国語の教科書もいいのですが、
   その他の教科書のほうが、それを読んでいる親の姿と重なって、
   よりいっそうインパクトが強くなります。
   
    実は、国語の教科書というのは、授業で何度も読みます。読むこ
   とそのものが、国語の学習で大事なことだからです。
   
    でも、他の教科は、教科書の扱いが違います。教科書は自分で考
   えるための参考書という意味合いが強くなります。
   
    ですから、国語の教科書と比べて、授業中に声に出して読む時間
   はうんと少なくなります。
   
    では、読んでも読まなくても、さほど変わりはないのかというと、
   やっぱり読んでいた方が、その分、脳の力になります。
   
    社会科の教科書を開いてみてください。なかなか面白いと思いま
   す。
   
    親が社会科の教科書を開いて声を出して読んでいれば、子どもは
   興味を持ちます。
   
    そうしたら、お子さんに、一度読ませてみてください。
   
    毎日の宿題で、国語の本がすらすら読めていた子が意外なほど読
   めない、ということが少なくありません。
   
    お父さんやお母さんが自分の社会科の教科書を声を出して読んで
   いた。自分も読んでみたら、意外なほどすらすらと読めなかった。
   
    こんな連休のできごとは、子どもの心の中にしっかりと入り、何
   度も家族の記憶として思い出され、やがて、いつか、学習への意欲
   につながっていくでしょう。
   
    お忙しい中、旅行など特別なことができないとお悩みになること
   もあるかもしれませんが、親がしてやれることは、すべて心に残る
   ものです。
   
    そして、親が思っていなかったような意外なものを子どもたちは
   何度も何度も思い出すのです。
   
    国語以外の教科書を読んでみての感想(お父さん、お母さん自身
   がお読みになった感想、お子さんに読ませてみた感想)をお寄せい
   ただくとうれしいです。

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   言える話もありますよね。                ☆★