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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.281 2009/9/25 発行部数 1178
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。5連休は、お子さんといっしょにいられる時間があ
りましたか。
私のクラスの幸せと感謝では、いろいろな親子のできごとに子ど
もたちが感謝していました。
(^o^) 未来の自分がうれしいこと
日本は、人間の成長を6年単位(細かくは3年単位)で考えてい
ます。
7年単位で考える国などもありますが、いずれも、脳(心)も肉
体の一部だと考えると、肉体の変化の仕方から考えて、この区切り
方は妥当だと思います。
成長の度合いは、個人差があるので、現場では個々に細かく指導
しますが、おおまかに、私たち指導者は、この区切りで、成長度合
いのめあてを決めています。
と、前置きが長くなってすみません。
小学生までは「子どもの考え方」でいいのですが、中学生からは
「大人の考え方」が必要になってきます。
とはいうものの、小学校6年生の3月31日までは子どもで、中
学1年生の4月1日から突然大人になりなさい、と言っても、無理
です。
こう考えると、なるほどと思いますが、私たち親は、つい、突然、
「あなたはもう子どもじゃないんだから」と言ってしまうことが多
いようです。
大人になる準備は少しずつしてやるのが大事です。
例えば、「大人は自分の行動に責任を持つ」ということを教えた
い時、私はこんなふうに考えています。
まず、小学校1,2年生のうちは、大人が「今必要だと思うこと」
は、有無を言わせずやらせます。その他の時間は、好きに過ごさせ
ればいいと思います。
3,4年生になったら、自分の行動は自分で選ぶことができると
いうことを教えます。
「宿題を先にやってから遊ぶか、遊んでから宿題をするか」を自
分で選べるということを知らせます。
親が「宿題を先にやって後から遊ぶ方がよい」と考えていたら、
お子さんがそちらを選んだ時には、宿題が終わった後、「先にやっ
てよかったね〜」とこれから遊べることに、いっしょに喜んでやり
ましょう。
もし、遊びを先に選んだ場合は、宿題が終わるまで寝させない覚
悟で、宿題につきあいましょう。
5,6年生になったら、選ぶ基準を教えてやってください。
親の価値観の押し付けでいいと思います。自分はこうしてきたか
ら今幸せだ、と思うことがあったら、それを子どもに教えてくださ
い。
もし、逆に、この考え方で行った時は失敗したという時は、逆の
ことを教えてください。
古今東西の名言を使ってもかまいません。
私は、「今やりたいことの中から、今の自分も楽しいし、未来の
自分も喜ぶことを選びなさい」と子どもたちに言っています。
目の前には、楽しいことがたくさん並んでいます。その中には、
今だけ楽しくて、後に何も残らないものがたくさんあります。
でも、中には、それをすることで力が伸ばせて、その後の人生を
幸せにすることもたくさんあるはずです。
喜んでいる未来の自分を想像する力はとても重要です。
人は、必ず、今、自分のしたいことしかしないからです。
たくさんある、したいことの中から、幸せになっている未来の自
分につながることを選べた子が、きっとすてきな人生を送ります。
お子さんは、自分の行動に責任を持つべき年齢になりましたか。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★