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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.288     2009/11/13  発行部数
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。私の学校では、この2週間、全校児童がマスクをし
   て過ごしました。そのおかげか、インフルエンザの猛威は食い止め
   られているようです。
   
    全員マスク、は、最初不気味でしたが、瞳の重要性がわかってき
   て、よい体験でした。
   
            (^o^) 211ページ
   
    211ページ。これは、Aさんが夏休みにやってきた漢字書き取
   りのページ数です。
   
    書き取りは、夏休みの宿題ではありません。
   
    ただ、夏休み前にやった漢字テストで満点をとれなかった人は、
   次回のテストで満点がとれるように準備してくる、ということは、
   宿題でした。
   
    この宿題に対して、Aさんは、40日弱の間に、211ページの
   書き取りをやってきました。
   
    1日平均5ページ以上、どのページもていねいに書かれています。
   
   
    Aさんの7月の漢字テストは、惨憺たる結果でした。もともと漢
   字が得意でもありません。
   
    何がきっかけになったのかは、よくわかりませんが、Aさんは次
   回のテストで満点をとると、かたく心に誓ったようです。
   
    多分、お父さん、お母さんの励ましもあったでしょう。
   
    いくら夏休みとはいえ、毎日500字以上の漢字を、ていねいに
   書き続けるのは、4年生にとって、とても大変なことなのです。
   
    211ページの甲斐があって、Aさんは見事に次のテストで満点
   を取りました。
   
    11月になっても、まだ半分以上の子が満点を取れないで再テス
   トを受け続けている、けっこう手強いテストです。
   
    Aさんは漢字に自信が持てたのか、好きになれたのか、それから
   あとも、宿題1ページのところ、時々2ページの書き取りをやって
   くる日があります。
   
    ひとつのことを身につける時、このAさんの書き取りのように、
   短期に集中して大量の練習をすることは、とても有効です。
   
    これで成果が出ると、子どもは自信を持ち、他のことでも、努力
   をするようになります。
   
    ただ、すべてのことが、短期集中がベストかというと、そうでも
   ありません。
   
    Bさんは、マット運動が苦手で、「前転からブリッジ」がこわく
   てなかなかできませんでした。
   
    でも、Bさんは逃げ出さずに、毎週1回の体育館でやる体育の時
   間に挑戦をつづけました。
   
    始めてから半年以上経ったある日、Bさんは、突然、この技がで
   きるようになりました。
   
    多分、最初の頃、無理にたくさんの時間をかけて練習させても、
   怖さが先に立ち、マット運動がよけいに嫌いになっていたでしょう。
   
    1週間に1度、半年かけて、少しずつ自分で努力したり、友達に
   励まされたりすることで、達成できたことです。
   
    身につけさせたいことが、短期集中がよいのか、ゆっくりがんば
   らせるのがよいか、大人がよく見極めてあげれば、子どものがんば
   りは結実します。
   
    お子さんの瞳を見て、ぴったりのやり方を探してあげてください。

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   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★