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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.302     2010/2/20  発行部数
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。
   
    今日2月20日は、結婚式に呼ばれました。小学校を卒業して
   10年以上も経つのに、覚えていてくれるとは嬉しい限りです。
   
    さらに嬉しいのは歌わせてくれるというので、新曲を作りました。
   
    2月20日なので「220の花束」(^o^)。ちょっと単純すぎます
   ね。次号を発行する頃にはネットで公開しますので、聞いていただ
   けると嬉しいです。
   
    http://blog.livedoor.jp/sinji3218/archives/2010-02.html#20100209 

          (^o^) すてきな友達トップ3
   
    すてきな友達トップ3という授業をしました。
   
    「いつも笑顔の人」、「やさしい言葉を使う人」、「好き嫌いな
   く何でも嬉しそうに食べる人」などを、3人ずつ選んで自分の表に
   書いていきます。
   
    全部で22項目、名前を書くますは、66こあります。
   
    すらすらと書ける子、一人書いては鉛筆を止め空中を見上げてい
   る子、友達の表を覗いたり、友達に聞いたりしている子もいます。
   
    周りの子の表の中に自分の名前があるか気にしている子もいます
   が、今回の授業の目的は、誰に何票集まったか、ではありません。
   
    66ますの中に、何人の人がいるか、が今回の授業の目的です。
   (授業では、子ども達が表を埋め終えてから、授業の目的を話しまし
   た。)
   
    これは、以前から書いている「視野の広がり」を実感させるため
   です。
   
    22項目は、友達のあらゆる面が見られるようになっています。
   
    まじめさ、明るさ、やさしさ、…もちろん、一人の子がすべてを
   兼ね備えている場合も多いのですが、30人もいると、よく見れば、
   それぞれの特徴がわかってきます。
   
    まじめさだったら、Aさんだよなあ。でも、明るいっていったら、
   AさんよりもBさんかな。
   
    こんなふうに、友達一人一人のいちばん良い面を考えていこうと
   すると、66のますの中の名前はバラエティに富んでくるでしょう。
   
    一人でも多くの人の良いところを見つけることが、本物の友達を
   作ることにつながる。これを知ることが授業の目的です。
   
    時々、学級全員が親友に、と望む先生もいますが、40人の人間
   が誰とでも同じように関わるというのは、とても難しいことです。
   
    普通の人間なら、「何だかわからないけど、ウマが合う、気が合
   う」という人は、人生の中でも数人ではないでしょうか。
   
    すべてを許し合える親友というのは、そう簡単にはできないので
   す。
   
    ただ、だからと言って、学校時代に友達を増やせないのは、人生
   の大きな損失です。
   
    夢を実現させるためには、互いに応援し合える「心のつながりを
   持った友人」がたくさん必要だからです。
   
    普段、いっしょにいるわけでもよく遊ぶわけでもなく、それほど
   なかよしというのではない。でも、いっしょの教室で暮らしている
   中で、互いに素晴らしいところがあるのに気づく。
   
    そんなふうに、一度尊敬し合った友達というのは、いざという時、
   とても頼りになる存在です。
   
    「Aさんとは子どもの頃、毎日のように遊んでいた。でも、大人
   になってからは会うことはなくなったなあ。逆に、この前、十数年
   ぶりに会ったBさんとは、最近よいつきあいができている。Bさん
   とはあんまり遊んだことはなかったけれど、前からあの人はすごい
   と感じていた。Bさんも私のことをいい人間だと思っていてくれた
   らしい。」
   
    こういうことは、よくあります。
   
    さて、授業の最後に、自分の表に何人の友達が出てくるか数えて
   みました。
   
    いちばん多かった子は19人。クラスの人数が31人ですから、
   クラスの半数以上の友達の名前を書いています。
   
    これは、大人でもちょっとまねのできない、すごいことだと私は
   思います。
   
    食卓でのお子さんの話の中に、今年1年、何人のクラスメートの
   名前が出てきましたか。
   
    お父さんとお母さんで、こっそり名前を書き出して見てください。
   
    そして、1年後、同じことをしてみて、1年前よりもたくさんの
   名前がお子さんから出てきたら、ほめてやってください。

    お子さんの視野は広がり、人のよいところをたくさん見つけられる
   人間に育っているのです。
   
    すてきな友達トップ3の表は、エクセルで作ってあるので、興味
   のある方には、メールに添付してお送りします。
   
    先生方にもお役に立つかもしれません。

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   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★