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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.305     2010/3/12  発行部数 1191
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。あと1週間で卒業式。
   
    暖かな日になるといいですね。
   
    「220の花束」を聞いていただき、ありがとうございます。感
   想もお寄せいただき、うれしかったです。
   
    まだしばらく公開していますので、また、よろしくお願いします。
   
   http://www.at-s.com/bin/musi/musi0110.asp?id=C3831

          (^o^) もっと知ってほしい
   
    今年の道徳の授業は、「すてきな私トップ50」で終わりました。
   
    「すてきな私トップ50」を書いた紙を、自分の机の上に置き、
   友達のものを見て回ります。
   
    それを見て、「なるほど、本当にそうだね」と思ったところには、
   友達の表に赤い星を書きます。
   
    6年生だと、一人で友達の席にじっくり座って、友達の「すてき
   な私」を読みますが、4年生くらいだと、一つの机に何人か集まっ
   て、「そうそう、あってる」とか「えー」とか言って、騒ぎながら
   星を書いています。
   
    最後のまとめとして、こんな話をします。
   
   「友達につけてもらった星は、どうでしたか。
   
    たくさんつけてもらうと、自信が持てて、うれしくなるね。
   
    トップ50は、1位から50位まで、自分のよいところだと思う
   順に書いてあるけど、友達も同じように、自分のことを知っていて
   くれたかな。
   
    星の数の順位が、予想外の人もたくさんいたね。
   
    自分がそれほどだと思っていないところでも、友達から、よいと
   ころだと認められるとうれしいね。
   
    逆に、自分がいちばんよいところだと思っているのに、そこの星
   が少なかった人もいるね。
   
    そういうところは、これから、みんなに認めてもらえるよう、が
   んばればいいんだよ。
   
    ただ、一つ気をつけなくちゃいけないことがある。
   
    たとえば、自分のよいところが、算数が得意だというところだっ
   たら、みんなにそれを知ってもらうために、君はどうしますか。
   
    サッカーが得意なところをみんなに知ってほしいという人もいる
   ね。
   
    たとえば、それを知ってもらうために、みんなに算数の100点
   のテストを見せたり、チームのことを考えず、一人でドリブルして
   シュートを決めたらどうだろう。
   
    実力は認めてもらえるだろうけど、それを認めた友達の顔を思い
   浮かべてごらん。あんまりいい顔をしていないでしょう。
   
    君によいところや、友達以上の実力があったら、その力を使って、
   友達を応援してあげるといいよ。
   
    算数で困っている子に、そっと教えてあげたり、なかなかシュー
   トできない子に、これ以上ない素晴らしいラストパスを送ったり。
   
    そうしたら、友達は君の実力を、うれしそうに認めてくれるでしょ
   う。」
   
    以前、このトップ50の表は、自分の宝物だ、と言ってくれた子
   がいて、とてもうれしかったです。

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   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★