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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.306 2010/4/3 発行部数 1192
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。
新年度がはじまります。お子さんのどきどき、わくわくが伝わっ
てきそうですね。
ご心配いただいて、ありがとうございます。
たくさんのお見舞いメールをいただきました。
本当にうれしかったです。
突然の入院でしたが、クラスの子ども達のがんばりと、同僚のみ
なさんのやさしさのおかげでゆっくり治療できました。
今年も、がんばって書き続けますので、ご意見、ご感想をお寄せ
いただけるとうれしいです。
これからもよろしくお願いします。
(^o^) 鬼の予言者になる
勉強というのは、ただプログラム通りにまじめにやるだけでは、
なかなか実力に結びつきません。
どの仕事も同じでしょうが、自ら進んで取り組んだ時に、本当の
力に結びつきます。
やる気がむくむくとわいてくれば、もう8割は勉強に成功したよ
うなものです。
では、どうすれば、やる気が出てくるでしょう。
5年生になるまでに、都道府県の名前、場所、県庁所在地をはじ
めとする主な都市の名前が頭の中に入っていると、5年生の社会科
では、どんどん力が伸びます。
そこで、「5年生になるまでに都道府県を覚えると、5年生の社
会科がすごくできるようになります。」
そう、A君とB君に言ってみます。
A君は、眼を輝かせて、「よーし、がんばるぞ」と勉強を始めま
す。
B君は、わかっているけれど、なかなかA君のようには勉強が進
みません。
この違いは、経験の差から来ます。
A君は、きっと、以前、これと同じようなことをある人から言わ
れ、がんばったらその通りになったという経験を何度かしているの
でしょう。
多分、一度その人に言われたとおりにやったら、うまくいった。
だから、次の時も、その人の言うとおりにやった。そうしたら、
またうまくいった。A君にとって、その人は予言者のように思えた
はずです。
それを繰り返すうちに、「やれば、できる」という言葉が、A君
の心の底に住み着き、やがて、それはA君自身の言葉になったので
す。
そうなると、その先は誰からヒントをもらっても、A君の心の奥
の方から「やればできる」とう自分の声が聞こえてきて、「やって
みよう」という気持ちになったのでしょう。
B君は、残念ながら、その経験がないのです。
では、B君はどうすればいいか。
ここで、お父さん、お母さんの出番です。
ちょっと大変ですが、憎まれ役になる覚悟をもってください。
そして、何かを強制的に、鞭をふるってやらせてください。
そうして、何度か成功経験をさせてください。
憎まれ役、鬼になるのは苦しいですが、子育てをしていくうち、
どこかで鬼にならなければいけないとしたら、ここは鬼になるチャ
ンスです。
では、どんなことを予言すればよいか。
それは、お父さん、お母さんが子どもの頃、がんばって成功した
ことをそのまま伝えれば大丈夫です。
小さな頃、どんなことをがんばりましたか。お父さん、お母さん
の小学生時代を思い出し、たくさん出し合ってみてください。
さて、一つ注意を。
お子さんが、それをなかなかやり始めなかったり、途中でやめそ
うになった時に、「お父さんの小さい時は、もっとがんばったぞ」
というのは、絶対禁句です。
ただひたすら、予言者のように、「やれば、できるようになる」
と繰り返し唱えるだけにしてくださいね。(^o^)
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★