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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.309     2010/4/25  発行部数 1165
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。学校で吹いた4月の新しい風は、お子さんが家に持
   ち込み、お家でもすてきな光になりましたか。
   
    来週、新曲「あなたが4月に生まれたら」をインターネットで聴
   けるようにしますので、また、お楽しみください。
   
          (^o^) 重要な算数のアイテム
   
    6年生の算数のいちばん初めは「倍数と約数」です。
   
    倍数、約数、どちらも仕組みはそんなに難しくはありません。
   
    約数は、「約」が「割り符」という意味を持っている、というこ
   とを知っていれば、とても楽しく学習できます。
   
    でも、実際にやってみると、早く答えが出せる子と、そうでない
   子の差が大きく出てしまいます。
   
    その理由は、3年前の過ごし方の差です。
   
    そうです。2年生と3年生の時に手にした「アイテム」、かけ算
   とわり算という道具を使いこなせるようになっていたかどうか、の
   差が出たのです。
   
    3年生までに、徹底的にかけ算とわり算を練習し、九九も、「九
   九のわり算」も1問1秒以内に答えられるようになっている子は、
   倍数、約数は簡単に答えが出せます。
   
    徹底的にやっておくと、倍数、約数の勉強に出てくる数字が、九
   九の答えの数字かどうかを一瞬にして判断でき、すぐに答えの見当
   がつきます。
   
    簡単に答えが出せるので、さらに深い問題に取り組もうという意
   欲も出てきます。
   
    以前から書いていますが、算数の勉強は、
   
    最初の理論を探す勉強は、時間を気にせず、じっくりと、
   
    やり方を見つけたら、そのやり方を、「道具を使うように無意識
   に使える」ようになるまで、時間を計りながら徹底的に練習をする
   
   ことが大切です。
   
    低学年のお子さんのお父さん、お母さん、
   
    予習をさせたり、塾で学校より早く勉強をしたりする必要は全然
   ありません。
   
    たし算は楽しいなあ、と、学校でじっくり教えてくれます。
   
    お父さん、お母さんの出番は、この後です。
   
    たし算を学校で習ったら、たし算のカードを、わり算を習ったら、
   わり算の計算のスピードが極限まで速くなるように、徹底的に練習
   させてください。
   
    この練習をしっかりやったかどうかが、高学年の算数に多大な影
   響を及ぼすのです。
   
    3年生までの基本的な計算が速くできる子は、小学校卒業まで、
   算数が好きでいられます。
   
    道具とか技術というものは、その仕組みや使い方のこつがわかる
   までは、じっくりと時間をかけて、使い方やこつがわかったら、無
   意識で使えるように手になじむまで徹底的に訓練するのが大事です。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★