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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.310     2010/5/1  発行部数 1160
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。よいお天気の連休になりそうですね。お子さんは、
   どんなふうにお過ごしですか。
   
    先週、読者の方から素敵なお便りをいただきました。
   
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    アドバイス有り難うございます。
    早速、息子に、手作りの百マス計算もどきを作り、時間を計って
   やらせています。
    息子には、ノートに線を引いて私が作ります。
   
    その日によってマスの数が違ったり(その日の息子の状態を見て)
   しますが、
    一問につき何秒かかったかを記録してあります。
    やり終えた後、私が○付けをするので、息子の苦手なところも見
   えてきました。
    (掛け算は7の段が苦手。引き算も7引くが苦手)
    面白いです。
   
    私が作った問題だけでは、ノートの下の部分があまってしまうの
   で、
    息子が自分で問題を作ります。
    合わせると、150問以上になりますが、時間はせいぜい5〜6
   分です。
    
    記録の更新が楽しくて、子供は頑張るのでしょうね。
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    お母さんがお子さんを見ているまなざしが想像できます。
   
            (^o^) 愛を数字で計る
   
    30年この仕事をしてきて、わかったことがいろいろあります。
   
   
    その中の最も重要なことのひとつに、親から愛されて育った子は
   道を外れない、ということです。
   
    もちろん、どんな子も、成長の途中で、親に反抗したくなったり、
   友達の不良っぽさにあこがれたりする時期があります。
   
    でも、親に愛された子は、一瞬道を外れたように見えることがあ
   っても、必ず正しい道にもどって、きちんと人生を歩きます。
   
    きっと「よい子」を読んでくださっているお父さん、お母さんに
   は、当たり前のことですね。
   
    ただ、子育てのことを考えれば考えるほど、何かをしなくては子
   どもを愛したことにならないのではないかと、あせる時期が来ます。
   
   
    でも、そんな心配は無用です。
   
   「こんなにおまえのためにがんばっているのに」「おまえのためを
   思ってやっているんだから」と言う必要はありません。
   
    ほしがるゲームを買ってやる必要もありません。
   
    ゴールデンウィークに、どこかへ連れて行ってやらなければ、と
   思う必要もありません。
   
    ただ、お子さんのことを思い続けていれば、いいのです。
   
    無理に何かをする必要は、全然ありません。
   
    ただ、思い続けていれば、いい。
   
    愛の深さは、数字で計れます。それは、24時間のうち、何時間
   子どものことを思っているか。その時間の長さが、愛の深さです。
   
   
    3600秒×24時間×365日×18年間
   
    この時間の中、何秒子どものことを思い続けているか、それが愛
   の深さです。
   
    遠く離れたところに住んでいる恋人同士には、この法則(^o^)はあ
   てはまらないこともあります。
   
    でも、毎日同じ家で寝起きし食事をする親子ですから、親の思い
   は、親が意識しなくても、その言葉、そのまなざし、その仕草にき
   ちんと表れ、子どもに伝わります。
   
    ゴールデンウィークに珍しい所にでかければ、それは子ども達の
   印象に残るでしょう。
   
    でも、本当に子どもの心を育てるのは、そうしたイベントではな
   く、普段の生活の中の言葉、まなざし、仕草に表れる親の思いの深
   さ(長さ)です。
   
    大人になった時、心の奥の方から出てきて、気持ちをいやしてく
   れるのは、小さな頃○○へ行った、という出来事ではなく、普段の
   何気ないお父さんやお母さんの言葉、まなざし、仕草でしょう。
   
    自信を持って「ゴールデンウィークはどこへも行かないよ」と言
   って、大丈夫です(^o^)。
   
    いつもいっしょにいられない単身赴任のお父さんは、休みの日は、
   できるだけ近くにいてあげてください。

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   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★