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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.313     2010/5/21  発行部数 1171
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。私の勤める学校では、運動会の準備に大忙しです。
   そちらの運動会は、秋ですか。
   
       (^o^) 我慢するのは自分のためにならない
   
    道徳の時間に、私が一人で掃除をするところを見せました。
   
    教室前の廊下、靴箱の掃除をしました。
   
    時間を計ったら、それぞれ、7〜8分。
   
    子ども達は、その早さに驚き、
   
   「一所懸命やれば早く終わる」
   
   「手順を工夫すると短い時間で綺麗になる」
   
   というような感想を言いました。
   
    子ども達が、そうじをさぼっていたから、こんなことをしてみせ
   たのではありません。
   
    ほとんどの子が毎日、掃除にまじめに取り組んでいます。
   
    でも、私は、それだけでは物足りませんでした。
   
    掃除の時間になったら、自分の分担場所に行き、15分間何とな
   く掃除をし続ける。
   
    態度はまじめですが、その15分間の姿には、「我慢」しか見て
   取れなかったからです。
   
    廊下、靴箱、どちらも、二人で15分かけて掃除をする場所です。
   
    でも、私は一人で8分、4倍の効率で仕事を終えました。
   
    単純計算で考えれば、いつも二人でやっているのですから、15
   分のうち、5分以内で基本的な掃除が終わります。
   
    10分の新しい時間が生まれることになります。
   
    もっと綺麗になる方法を考えたり、下級生で困っているところを
   助けたり、この10分で新しい色々なことができるのです。
   
    生きていると、「しなければならないこと」にたくさん出会いま
   す。
   
    そんな時に、いつも「これが終われば楽しいことが待っている」
   と、その時間を我慢するばかりでは、さみしい人生です。
   
    どうすれば、もっとよくなるだろう、そう考え、実践しながら過
   ごせば、自分の力は伸びていくし、その時間そのものも楽しくなり
   ます。
   
    子ども達には、「しなければいけないこと」を我慢する人生では
   なく、それを工夫して楽しむ人生を歩んでほしいと思っています。

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   言える話もありますよね。                ☆★