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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.314     2010/5/29  発行部数 1169
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。私の家の周りでは、あっという間に田植えが終わり
   ました。蛙の合唱に悩まされる(^o^)夏が始まりました。
   
    そちらの季節の移り変わりも、また教えてくださいね。
   
            (^o^) 子どもは嘘をつく
   
    今日は結論から言います。
   
    子どもは、嘘をつきます。
   
    平気でつくか、悩んでつくか、いろいろなケースがありますが、
   子どもは嘘がつけます。
   
    こんな例があります。
   
    「今日、学校で、B君に下敷きを割られた。」
   
    それを聞いたA君のお母さんは、B君の家にすぐに抗議の電話。
   
    でも、B君は、「それは、A君が自分でやったんだよ」と言いま
   す。
   
    そんなはずはないと興奮したまま電話を切ったお母さんは、A君
   を問いただします。
   
    事実は、B君の言うとおり。A君は自分で割ってしまったことを
   お母さんに言えずに嘘をついたのです。
   
    お母さんは落ち込みます。「Aは、今まで嘘なんかついたことが
   ない。下敷きを割るなんていう乱暴な子どもではない。どうしてし
   まったのだろう。Aは自分を守るために、こんなにひどい嘘をつい
   た。私はAに裏切られた。」
   
    A君のお母さん、落ち着いてください。
   
    A君は、お母さんを裏切ったわけでも、自分を守るために計略を
   立てて嘘をついたわけでもありません。下敷きも、割ったのではな
   く、何かの拍子に割れてしまったのです。
   
    A君は、お母さんが思っている(理想の)A君になりたかっただけ
   です。
   
    ただ、それだけです。
   
    A君は、お母さんが思っているような大人しい男の子ではありま
   せん。やんちゃで元気な男の子です。
   
    学校や友達の家では、いたずらも失敗もいっぱいしています。
   
    でも、それがわかると、お母さんが期待している子どもでいられ
   なくなるから、嘘をついてしまうのです。きっと今までも、同じよ
   うな嘘をついていたと思います。
   
    A君は、お母さんをだまそうとしたのではありません。
   
    A君は、ただ、ただ、お母さんが好きなだけなんです。

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