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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.332     2010/10/2  発行部数
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。今週(わるものの仲間入りだね)は、特にたくさんの
   コメントをいただきました。ありがとうございます。うれしかった
   です。
   
    C君は、7月に叱られた時、多くの友達に声をかけてもらって元
   気になった、ということがわかりました。
   
    幸せは、人の手を介してやってくるのだなあと、改めて思います。
   
   
    今日は、午後、清水エスパルスドリームプラザで、13:30〜
   30分、歌います。晴れるといいのですが、これは人の手ではどう
   しようもありません(^o^)。
   
          (^o^) ルールを守る
   
    6年生が体育館で体育を終えた後、教室への帰り道のルールを破
   って、ぞろぞろ歩いている所を見つかり、叱られました。
   
    ルールでは、体育館にいちばん近い階段を上って、3階の廊下を
   通って教室に戻らなければいけないのに、6年生は1階の廊下を通
   って教室近くの階段を上ろうとしたのです。
   
    このルールを読んで、どう思われましたか。
   
    どうでもよいことのように思えたのではないでしょうか。
   
    6年生も多分、そんな感じで、そのルールがあることを知ってい
   ながら、気にかけていなかったのだと思います。
   
    教室に戻ってきた子ども達に、「このルールがある理由を知って
   いるか」と聞いたところ、すぐに答えられる子はいませんでした。
   
    ヒントを与えると、やっと一人の子が気づきました。
   
    子ども達がルールを破って通った1階には、保健室があるのです。
   
    保健室の前を通ってはいけない、のではありません。
   
    何十人もの人間が1度に通ると、具合が悪くて保健室で休んでい
   る子や、怪我をして保健室に急いで来なければ行けない子の邪魔に
   なるから、集団で動く時には、このルートは避けようというルール
   なのです。
   
    この理由が分かれば、6年生はこれから、このルールを守ろうと
   するでしょう。
   
    ただ、小学生の難しいいところは、入学したての1年生に、この
   理由を教えても、なかなか理解できない、ということです。
   
    ですから、まずは、1年生にルールを強制します。
   
    「廊下は静かに右側を歩きましょう」
    「室内では帽子をとりましょう」…
   
    でも、成長の過程のどこかで、そのルールには理由があることを
   教えなければ、闇雲にルールに縛られる人間になったり、逆に「ル
   ールは破られるためにある」などという子になるおそれがあります。
   
    ルールというのは、人間が人間の都合で作るものです。
   
    ですから、そのほとんどに普遍性はありません。
   
    その場に必要だからルールを作るのであって、場所や場合が違え
   ば、ルールは違うものになります。
   
    だからといって、ルールは破ってはいけません。破ることによっ
   て不幸になる人がいるからです。
   
    そのルールは、なぜ存在するのか理由を考える。
   
    理由に納得できたら、きちんと遵守する。
   
    もし、そのルールがおかしいと思ったら、ルールを変える提案を
   する。
   
    そういう人に育ってほしいと、いつも思っています。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   言える話もありますよね。                ☆★